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高いプライドと傷つきやすい心を持てあます中学生に、正面から向き合う海棠先生のカッコ良さ。気難しさ最大値の子供たちが頼りたくなるのも当然。ところが、教え子の気持ちなら本人以上に理解できてしまうのに、ほぼ恋人的立場の椎名の想いにも、自分の感情にもとんと疎い海棠先生。この2人のすれ違いレベルは焦ったさを突き抜けてむしろ爽快感を覚えるほど。お決まりの恋愛コースをことごとく打ち破りつつ、もんじゃ焼きが取り持つ2人の足並みがやっと揃ったところでのエンディングが絶妙でした。是非。

おもしろかった。ちょっと鈍感だけど愛すべき先生であり、愛すべき女性。こんな先生がいて欲しかったなあと思った。