レビュー一覧

コミックの1巻を読み、続きが気になって小説を読みましたが、スッキリしなかった。ヒロインのことを冷遇した執事やメイド達が、ヒロインに謝罪する描写がなかった。ヒロインのことを自分の部下（執事やメイド）が冷遇してること分かっているのに嗜めようとしないヒーロー。公爵令嬢だって、性悪の男爵令嬢に騙されていたとはいえ、冒頭のパーティでヒロインがワインをこぼすように仕向けてヒロインを嵌めたのは公爵令嬢自身の判断でやったことなのに、男爵令嬢に騙されたと被害者面してるのが腹立たしい。人を嵌めることを画策する陰湿なヤツなのに、ざまぁが自宅謹慎程度という軽いものというのが納得できない。余波として婚約破棄はされたが、続編で国外で幸せになる未来が描かれているから、ヒロインのことをいびったくせに幸せになるなんて腹立たしい。公爵令嬢の取り巻き達もざまぁが描かれていないのも溜飲下がらない。何より醜悪な男爵令嬢の処罰が、王都の修道院なんて甘すぎる。許可なく名前を呼ぶことですら投獄もありえると言われているのに、ヒロインを嵌めたり、身分が上の伯爵令嬢のヒロインのみならず公爵令嬢に対しても騙して散々不敬な事を言っているのに、王都の修道院なんて甘い過ぎる。本来なら処刑って言うなら、処刑にすればいいのに。処刑したらヒロインが気にするから処刑にしなかったってことだけど、いやいや、そこはヒロインの為にじゃなくて、公爵令嬢への不敬、王女様の生誕祭のパーティーで騒動を起こしたという王族に対しての不敬極まりない処罰ということでいいのに。せめて、厳しい土地の修道院でしょ。そして、ヒロインの元婚約者。5年も婚約者としてヒロインと穏やかで優しい関係性を築いていたのに、捏造された噂を鵜呑みにして婚約破棄するなんてお前の目は節穴か。断罪シーンでは予想外にまともな人だったのは分かったけど、だったら何故噂を鵜呑みにしたのか？元婚約者だけの謝罪ではなく、家を通したきちんと謝罪と元婚約者のざまぁも欲しかった。伯爵令息とはいえ商売人の家だから、人を見る目ないから商売傾いて没落の未来を勝手に想像して溜飲下げてます。ヒロインが何でも自分のせいにしすぎ。元婚約者が婚約破棄したことを謝罪してきた時、自分の話を聞いてもらおうと努力しなかった私にも非があるなんて人が良すぎるのもイラっとくる。

設定とか、物語自体は面白いと思いました。ただ…、アルフォンスの設定は失敗では？一執事の分際で貴族令嬢相手に許される域の行動じゃないです。幾ら若いとはいえ、立場の悪い令嬢相手とはいえ、盲目な上浅はか過ぎて執事としての資質を疑います。辛い過去とか個人の事情なんて仕事には一切関係ありませんし、まして仕える使用人は個を隠すのも仕事の内では？ヒーローから優秀だと評価されてますが(文章二度見しました)、即クビになるレベルの問題児です。そしてヒロインの悪評が誤解と知るや、何事も無かったかの様な和やかな仲良しごっこが唐突に始まるいう。…謝罪しないまま掌返ししちゃうんだね。物語の裏で和解するストーリーがあったのかもですが、そこは話の筋として削ってはいけなかったのでは。アルフォンスは敵役として最後は断罪されるべきキャラだったのでは。何で当然のように大団円の内側に居んの？と、色々納得出来ないままに終わったので☆はごめんなさい。

なんかイマイチ。ヒーローは一貫して素敵な人だけれど、アルフォンスや使用人も初めは冷たかったのに、手のひらを返したような態度の激変、読んでいて不自然。全体的に、パンチに欠ける。

ざまぁモノは大概ひどいが、ヒロインの踏みつけられ方よ・・・。泣ける。領主様も薄らぼんやりしてるし辺境領の家令がまた腹立つしでもう！イライラしたら梯子を外されたみたいに領主様とヒロインがほのぼのしだしたりして、何て言うかなかなか腑に落ちない気持ちで読んでました。

実につまらなかった。途中読み飛ばしました。使用人がヒロインへの態度が良くなっても謝罪もなし。ざまぁも中途半端。結局、ヒロインの元婚約者もどうなったかわからないし。チケ代損しました。

わかりやすく恋愛ものでザマァありです。話もヒロインたちのキャラもかわいらしく楽しかったです。が、ヒロインと使用人たちとの和解も、嫌がらせ令嬢たちとのザマァもスッキリしない。使用人たちとの和解はきっかけは話の流れでわかりますが、実際の言葉かけややり取りがなかった。執事あんなことをしていたのだから、謝罪なりなんなりあったはずなのに。そういうわかりやすいのがないのだからスッキリしなかった。甘々期間が短かったのも残念。

最後はざまあが決まってハッピーエンドになったけど、いまいちすっきりしなかった。魔法で解決できるならさっさとやれよ、とツッコミしたくなる。あと、使用人は罰も謝罪もなくのうのうと何事も無かったように働いているのが腹立つ。

いやこれ！嵌められたのは男爵令嬢の周りにいた人みんなでしょ。ここまで自分本意な馬鹿は見たことないってくらいな半端ない悪辣さ。過去見読んでて、気分が悪くなる程って…。いやぁ、周りを見て、きちんと分析するって大事なこと。主役のお二人は幸せでよかった。

悪辣な男爵令嬢と、その男爵令嬢を信じる公爵令嬢とその取り巻きによって策に嵌められ、伯爵との婚約を破棄されたヒロイン。王命で辺境伯と婚約へ。王都での悪い噂は辺境伯の使用人たちに伝わっており、粗雑な扱いをされる…。ヒーローの辺境伯が穏やかで良い人で、ヒロインと一緒に魔ハーブの世話をしたり、ヒロインがヒーローの他の人は触れない髪を整えたりなどが良かったです。ヒーローの魔法で男爵令嬢の悪行がわかるけれど、男爵令嬢は最後まで嘘をつき罵る言葉を投げつけるので不快でした。

漫画のほうから続きが気になりきました。よかったです。皆様のコメントもなるほどと思うがそこは気になることもなく最後の真実のシーンは何度か読み直し楽んしんだです！早く漫画でも最後まで読みたい。園芸好きなので魔ハーブほしい！