レビュー一覧

ものすごく複雑で難解な世界設定かもしれません。全てを理解して読み進めることはあるいは困難かもしれません。でも本質にあるのは単純なこと。「愛する」ことと「生きる」こと。現代の日本って、そうは気づかされていないようですが本当に「生きにくい」ような期がしています。この本の世界設定はそれよりも圧倒的に「生きにくい」世界です。そんな中で、いや、そんな中だからこそ、人を愛するということがいかに大切か、という事を否応なく突きつけられる作品です。もともと成人コミックを描いていらした方のようで、いちゃいちゃしているシーンがたくさんありますが、あえて未成年の方にも読んでみて欲しい。そう思わせられるマンガです。生きている人。悩んでいる人。全ての人に読んでいただきたい秀作です。

なにがきっかけでこの本を購入したかは覚えていないのですが、一気に読み切りました。世界観が凄い。内容がせつない。かなり高いですが、こういう隠れた名作に出会うとRenta!を使っていて良かったと思います。文句なしの傑作です！

余命短い人のための愛人。なかなかの設定と少し悲しさがあり、話が進むのが楽しみ。

おもしろい世界観。最後、泣きました。無邪気なあいがとでかわいい。

愛人と聞くとラマンを思い出しますが、これはまた違う話でした。表紙に惹かれてジャケ買い。

可愛い絵ですが話は重かったです。倫理観が崩壊しているのかと思えるような人類の終わりが見えた希望のない世界と、そんな事情とは関係なく先が短い2人が残った時間を大事に過ごす様子はそこまでの葛藤もあってとても感動しました。

「表紙とタイトルで損をしている」と書いている人のブログを見て、読んでみました。結論、号泣でした。上巻の途中から、ずっと泣きながらよ見続けて下巻も購入して一気読みしました。人間が汚くて、死に絶対の救済なんてなくて死に方を選ぶこともできない、それでも愛し続けるという、絶望と希望の物語でした。二人が幽霊になれますようにと祈らずにはいられません。

悲しい始まりですね愛人と上手く行けば良いですね

15年くらい前に初めて読みました。今読み返してみて、改めて色々考えさせられました。