レビュー一覧

和山やま先生や佐々木倫子先生がお好きな人ははまると思います。私はとても好きな作品でした。

とてもあっさり描かれているのですがキャラクター其々に厚みがあって面白いです。踊朝顔というキャラの幼い頃の泣き顔がとてもいいです。どうして泣いてるか台詞で説明はされないのですが、それまでのストーリーラインと造形で解るのです。その気持ちでここまで来たんだねって。将棋漫画かと言われると盤面解説も無ければ熱い勝負展開なども無いので違うかもしれません。人を楽しむ作品だと思います。

登場人物が皆まっすぐで魅力的です。将棋の事がわからなくても 読みやすいです。

将棋がわからなくても読みやすいです。棋士の方々は変わった人が多いのかなって思いました。花四段がたくさんご飯を食べるのが好きです。

3巻読了。じわじわ味が出てくる作品。はじめは棋士たちのちょっと頭がおかしな日常コメディ系かと思いきや、なかなか真面目な勝負師たちのそれぞれの想いや思わぬ過去にもふれていて先が楽しい。花四段の過去、次でもっと触れられるのかしら。楽しみ。3巻の鹿子先輩の信念というか、生き方はちょっとびっくりするが、だからこそのこの言動か〜と納得。規格外にすごい。

駒の進み方すら知らないけれど、藤井聡太五冠を応援して、聡太君の活躍、勝負飯やらスイーツ、盤外のストーリーとかで将棋を楽しんでます。そんな私に完全にハマった本。将棋の内容なんて全く解らなくても楽しめる、“非“本格将棋漫画です。雑念の棋士花四段 をはじめ、濃ゆ過ぎる愛すべきキャラ達。将棋を知らなくても何の問題もなく読めるコメディです。でも、将棋は勝ち負けのある勝負の世界、そこはかとなく漂う哀愁も良い。こんな将棋漫画を読めるなんて、尊い本を、ありがとうございます！続きも楽しみにしてます。

読んでいて、ほっこりとした気持ちになりました。