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女性の在り方とは?と言う、じっくり考えるべき問題を、 漫画という形で誰でもサラッと読めるようにしてある。ただ、この本に登場してくる女の子達の様子・生活・状況は、あくまでもその国のごく一部の人々の状況である、と言うことはよく理解した上で読んでほしいと思う。この本に出てくる作品は全て「この女の子達は宗教や文化的に抑圧されている、不自由を感じている」という視点・立場から描かれているが、彼女達と同じ国の女性の中には、彼女達とは全く反対に自分の国の文化や宗教を愛して、自分の意志で選択して、ショールを被ったり、外に出ず家の中を守っている人々もいる、そしてまたそれも間違っているわけではないのだ、ということを忘れてはいけない。全てはそれぞれの選択。この本に出てくる少女達のように男性と同じような自立を望むのも、伝統文化に習った静かな生き方を望むのも、それが本人達の意志による心からの選択ならば、どちらも間違ってはいない。この本を読んだ人が「女性の生き方とは?」を考える時、「伝統文化に従ってショールを被って生きるのは女性を抑圧しているのだ」というステレオタイプの思考に偏ってしまいませんように、と思う。
話題作みたいに言われてるニュース記事を見たので購入。ちょっと拍子抜け。インターネットに載ってること以上のストーリーはない。官公庁用のパンフレット、みたいな感じ。
これを読んで涙しない女性はいないと思う。多かれ少なかれ世の中の理不尽に巻き込まれ、そこで生きるしかないのは男女共にあるけれど、理不尽の大きさが桁違いで多くて、小石がみっちりと詰まった靴を履いているところからの出発だとは思う。反対に言えば、不快感に気が付きやすい状況ではある。自分の代で少しでも変わればいいと思う。
各国の女性差別の中で主人公たちが前向きに生きている作品です。ただもう少し一つ一つの作品を掘り下げて書いてほしかったなと思います。娘がわかるような年になったら読ませたいと思います。
この漫画は女の子だけじゃなく、むしろ男の子に読んでほしい。世界でも日本でも女の子が生きづらい場所が本当にあるのだと知ってほしいと思います。
日本も世界の中では結構、男女差別が激しい国ですが、サウジやインドなどはもっとひどい。女の子たちのかかえる現状をこの漫画知れてよかった。
作家さんで書いました。テーマは一貫しているのに、さまざまな視点を与えられて、いつも強く心が揺さぶられます。
この本を読むのが女の子だったら、昔は女の子だった女の人が読んだら。きっとみんなうなずくだろうね。だからいっぱいの男の子、男の人、男の老人たちに読んで欲しい。自分には関係のない事なんかじゃない、みんなほんとうのことだってわかって欲しい。
イスラムの世界の女の子たちを描く作品に心が動いた。結婚とは、親が決めるもの。その制度に何の疑問も浮かばないのが大多数の人々なのだ。イスラムの教えに沿って生きることは心身の安定に繋がるのだろう。それが砂漠の地で生き残る優れた宗教だからだ。しかし、現代はどうだろうか?人々は、厳しい秩序を守らないと社会は維持できないだろうか?その犠牲となっているのがまずは女性だと作者は問題提起している。女性は、どう生きるのか?自分自身で決めることができる世界であって欲しい。まだまだ先は遠いのだ。もちろん日本もだ。
如何に自分が女性として自由で恵まれた環境に生きているのかを実感した作品だった。日常を描いているからこそヒシヒシと自由のなさを感じられるリアルな作品。そんななかでも強く自分らしく生きようとする姿にこちらも背筋が伸びる気持ちになった。
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女性の在り方とは?と言う、じっくり考えるべき問題を、 漫画という形で誰でもサラッと読めるようにしてある。ただ、この本に登場してくる女の子達の様子・生活・状況は、あくまでもその国のごく一部の人々の状況である、と言うことはよく理解した上で読んでほしいと思う。この本に出てくる作品は全て「この女の子達は宗教や文化的に抑圧されている、不自由を感じている」という視点・立場から描かれているが、彼女達と同じ国の女性の中には、彼女達とは全く反対に自分の国の文化や宗教を愛して、自分の意志で選択して、ショールを被ったり、外に出ず家の中を守っている人々もいる、そしてまたそれも間違っているわけではないのだ、ということを忘れてはいけない。全てはそれぞれの選択。この本に出てくる少女達のように男性と同じような自立を望むのも、伝統文化に習った静かな生き方を望むのも、それが本人達の意志による心からの選択ならば、どちらも間違ってはいない。この本を読んだ人が「女性の生き方とは?」を考える時、「伝統文化に従ってショールを被って生きるのは女性を抑圧しているのだ」というステレオタイプの思考に偏ってしまいませんように、と思う。