レビュー一覧

じわじわと面白さが込み上げてくる作品。裁判の事、弁護士の仕事は、素人にも非常にわかりやすく書かれていますし、登場人物も魅力的。恋愛的要素は少なめなのですが、それでもたまに見え隠れしているのが、なんともツボです。

終わってしまった…！1巻からほぼ10年も経っているのに寂しい。作者様独特の軽やかなリズムで、難しくなりがちな法曹界を楽しく身近な感じにしてくれるのが、お気楽弁護士の楽子ちゃん。彼女が頑張る成長物語。主要キャラは勿論、案件毎の依頼者等々、個性豊かなキャラクターもショートな人間ドラマも魅力。身近な法律も楽しく学べます。恋愛に関しては、赤星君は分かりやすいですが、楽子ちゃんと東海林先生が分かり難い（笑）決定的で無いモヤ感と稀にあるキュン所が堪りません。深読みが止まらない…。ラストは非常に軽やかでいて、ここぞという所はガツン！と来る。そういった緩急が巧みな作者様。また楽子ちゃん達は日常を生きて行くんだなぁと。お気楽と見えて、労を惜しまず、悩みつつ、人に寄り添える良い弁護士さんの日常です。やっぱり寂しいけれど…長い間、本当に楽しませて頂きました。

先が気になります。どっちなのか。なぜ泣いたんですかね。気になります。

面白いです！！リーガル漫画は基本的に好きですが、これは劇的な大逆転、とか勧善懲罰とかいうより、ごく身近にある問題が、悪意も含めてリアルに描かれています。主人公も魅力的です。世知辛い世の中、読んでてはがゆくもどかしい気持ちにもなりますが、最後は前向きに受け止められる後読感にもはまりました♪

気楽に読める作品です。純粋に面白い。奮闘する姿もガッツがあって面白い。

儲かるには大企業とか大病院とかの顧問弁護士になって強きを助け弱きをくじかなきゃダメなんですー！でも強きをくじくと一攫千金だぞこんなさらっとした会話が笑える。重い内容でも基本コメディタッチで読みやすい。めちゃくちゃ面白いです。

面白そうだなと思いポチしましたが、結構本格的な難しい用語ばかりで途中で疲れてきました。

弁護士について詳しくておもしろかった。最終的に赤星君がサラッといなくなって、さみしかったなぁ。もう少しその後をみたかったー。最後が駆け足ぎみでした。

他の弁護士漫画からちょっと外れた雰囲気で、ウエット過ぎる表現や正義漢過ぎる暑苦しさも無く、わりとドライな作風です。でも、しんみりさせる所や考えさせられる展開もあり、とても面白いです。楽子ちゃんも程良くお洒落で可愛いし、ポップでガーリーな雰囲気も楽しいです。

最後は薬害訴訟という大変難しい案件で、目標であった兄弁の東海林との対決。読みごたえのある内容でした。この後のらっこさんの弁護士としてのさらなる成長や、女性として、母としての生き方も見てみたいと強く思いました。