レビュー一覧

論破とか言ってる若者に、はあ？って思ってましたが、この本を読んで苛つきの原因がよく分かりました。人間って深いね！

カウンセラーは投薬とかできないからと思って今まであまり重視してこなかったけど、すごく重要な役割だと知りました。鬱の人への接し方とか、考え方とか、楽しくわかりやすくかかれていて、とても人生の参考になりました。もしかして、自分の息子の心理検査してくれたあの美人な先生が白目さんだったりするかも。。。。と想像しながら楽しく読みました。

以前カウンセリングを受けにいった時に、寝ちゃう人や、SFがすきだといったら「治療したらもうそんな空想は必要なくなるでしょう」って言う感じの悪い人がいたりして、ちゃんとした人を見つけるのに２０人ぐらいに会いました。ウツなのに何かの修行としか思えなかったのですが、人は一人一人違うので試験に受かっただけではそれは難しいだろうなと思いました。カウンセラーは個人で営業しているところが多く、googleなどの口コミがないところがほとんどなので本当に探すのに苦労しました。病院の薬で半身麻痺になってしまい、薬をやめたら治りましたが、カウンセリングがダメだったらお祓いでもしないと無理か？と思いつめていました。結局原因は親の虐待でした。瞑想とEMDRで治ってきましたが、きちんと自分もカウンセリングを定期的に受けているカウンセラーの人かよかったです。

愚痴って大事なんですね。私にばかり愚痴を言う母に怒ったこともあったけど、鬱病や自殺の回避が出来たと思うようにします。カウンセラーが「子供好き」など自分の事は一切話してはいけないんですね。人から見たらどんな些細なことでも気兼ね無く話せる場所、自分で自分を知って、どう生きたいかの答えを自分で見つけていくお手伝いをしてくれる人なんだと、改めて感じました。

心理士の地位が低いのにびっくりでした。医師とは違い投薬もできないし答えれない事もあるなら、資格をとってももったいない気がします