レビュー一覧

中学以来の再会です！嬉しい！当時友達に借りて初めて読んだとき、すごく斬新に感じたものです。男の子が主人公で、恋愛メインじゃない少女マンガは初めてだったので。重いテーマを扱っていますが、主人公が素直な性格のお陰か読後感は悪くありません。続編の「パッションパレード」の入荷が大変楽しみです。先生の他作品も入荷を乞います。「マルチェロ物語」…とか。自分としては５つ星以上を進呈したいのですが、初めての読者に１巻以外に「試し」がないのは酷に感じたので、無念の星４つです。「１巻を無期限にしたら、続巻も絶対無期限にするはず！」という、仕入れの方の意気込みというか自信が感じられますし、私もそう思ってはいますが･･･。

小学生の頃、この作品の最終回が掲載されたLaLa本誌を偶然購入し、当然内容が全然わかりませんでしたが（零が何故入院しているのかとか）、絵が綺麗なのと別れのラストが心に残り、後日単行本を姉と買い揃えました。ちなみにこの3巻の表紙が最終回の表紙です。懐かしすぎます(>_<)。樹先生の作品は、背景が深く設定されていて、読み応えがあります。登場人物も主人公の霖はじめ、零治、蕾ほか、零の恋人ガヴィ、ゆりえ、零の育て親など、個性派ぞろいで話に幅を持たせています。霖の両親（霙一とリンダ）の悲恋を描いた書き下ろしが最終巻に入っていますが、涙なしでは読めません。ちなみに私は零のファンでしたが、育ての親の坂本氏とのシャープな関係が、霖や蕾と生活することでだんだんとほぐれていき、事件によって打ち解けていく過程が、とても心に残りました。樹先生は、人間の心の描写がとても上手だと思います。小学生が読む少女マンガにしてはドロドロとした大人の世界が濃かったと思いますが、歳を重ねてもなお、面白いと思える作品です。続編のパッションパレードも、さらに成長した霖、零、蕾、ガヴィが出てくるのでオススメです。

懐かしい！紙媒体で持っていて、何度も読んでいました。なんで手放してしまったんだろうと後悔していましたが、こうして電子版で読むことができてうれしいです。

番外編のラヴストーリーがまた読みたくなって…3巻だけ電子版購入。はー…やっぱり良かった(涙)…このシリーズはむかーし昔、パッションパレードまで単行本で持っていました。ラヴストーリーは霖のパパママのお話ですが…何回読んでも感動(涙)本当に樹先生は伏線の回収がお上手です。

この作者さんのお話はSFやミステリアスな感じなど珍しい設定のお話が多いのですが、どの作品も読みごたえがあり、おもしろいです。読んで後悔はないと思います。

高校時代に単行本で全てのシリーズを読んでいました。この作者さん今でも活躍されていますね。懐かしいの一言です。超能力とか信じて無いし、胡散臭そうと思っている私ですが、何故か このストーリーだけには引き込まれていました。主人公が控えめなイケメンの 土台になった作品として記憶してます。

りん　と　れい　と　つぼみ。　雨かんむりばっかりの漢字を書けるようになった(笑)　「茶ぁー しばきに いこかぁ！！」蕾のセリフがいまだに忘れられない。

懐かしの名作です！学生時代、読んでいました。今、改めて読み直すとなかなかどうしてレトロなところもありますが、それを上回る面白さ…！樹先生の描かれる男性はみな色っぽさがあり、魅力的です。お話は基本的に一〜数話で、完結、少しずつ大きな展開に繋がります。なんというか映画でも見ているようで、男女の色恋も、テーマを添える一つの華と言った具合。それができるのも、骨太な柱のテーマがあるからで、さらに時代背景や設定が丁寧になされていることを伺わせます。超能力が使えるという、ともすると単なるドタバタにもなり兼ねない部分を、リアリティや面白さに繋げられるのは、心理描写の細やかさとキャラクターの魅力だと思います。

懐かしさのあまり購入。La Laでリアルタイムで読んでました。確か掲載時は短期連載な感じでした。金田一耕助的なドロドロした展開で好きでした。朱鷺色三角として連載になり、コミカルな部分も出てきたし、マルチェロ物語を彷彿させるようなモデル達も出てきて本領発揮でしたね。この勢いでパッションパレードまで再読しそうてです。

懐かしい。当時コミック買ってました。どことなくおどろおどろしさを感じつつ、霖くんの爽やかなキャラに救われつつ、すっかり内容忘れてたけど、面白かった。