レビュー一覧

車やバイクを安全に運転することができないのに、何度も運転して何度も事故を起こしたり注意欠陥がひどいにもかかわらず他人の命を預かる看護師の仕事を続けたりと読んでて非常に不愉快な漫画でしたアスペルガーの方々に対する差別を強めたり不快感を抱かせることを目的としているのではと受け取れるような内容でした

う〜ん、同じＡＳのことを描いた作品だったら子ども時代の作者を題材にした「ニトロちゃん」の方がずっと良い出来です。この作品は、何だか作者の障害による部分と、もともとの性格（育ち）によるものとが混在されている感じで、ご本人も「それって障害が原因なんで、私のせいじゃないから」と開き直っているようなエピソードもあり、同じ障害を持つ方々からすると「一緒にしないで欲しい」と感じる部分も多いのではないでしょうか？少なくとも、このような発達障害を持つ方を周りに理解して欲しい、本人にはどうにも出来ない部分も多いのだというメッセージを発したいのだったら、同じ障害を持つ弟さんを目の仇にしていじめていたというのは描くべきではなかったでしょう。

これって、笑い飛ばしても良いの？うーん、こんな人が近くにいると引くな〜。車の運転だけはやめましょうよ。障害のせいで事故ったというのなら。

人と違う"なにか"を抱えて生きていくことは、生きづらさと葛藤の連続だと思う。まして、その"なにか"が見えづらいものなら、なおのこと、本人も周りも苦しむだろう。コミュニケーション能力に障害を持つ作者自身が告白、体験談を綴るという稀有さが目をひく。まだ荒削りの感もあるが、障害うんぬん以前に作者自身のパンチのきいた経歴もふくめ、不思議な魅力がある作品。

あまり評価の良くない意見もありますし、その理由もわかりますが･･･。私は、読んで良かったと思いました。交友関係が広がるといろんな人に出会いますが、たまに「何故この人は、こんな事を平然とやったり、言ったりできるんだろう」と怪訝に思う人がいます。なんか、この本を読んで、納得できちゃったんですよね。今後は、同じ経験をしても、障害なのかも･･･と思ったら、無用に相手を憎んだり、自分が傷ついたりすることはなくなると思います。もっと、アスペルガーが一般に認知されたらいいなと思いました。文字だけの専門書だったら、まず読まなかったと思うので、良い本だと思います。（合間に専門家の簡単な説明もちょこちょこあったので理解しやすかったです）

エッセイ漫画ということで軽いタッチで描かなければいけないということを差し引いても同じ障害を持つ方にとっては誤解される部分もあるのでは？御老人を轢きかけたことなんかはギャグにして流していいようなエピソードではない気がしますあと火をかけた鍋から直接ご飯食べるとか単なるずぼらでは…

　皆さんが言うようにアスペルガーで車やバイクの運転をし続けるのは、全く笑えません。自分のこと笑っていないで、現に何度も交通事故を起こしているのですから運転はやめて下さい。発達障害だから、で事故に巻き込まれた人やその家族は泣き寝入りするような事は有っては行けないと思います。　この発達障害で苦しんでいる人を沢山見ていますが、しかし、関わるともの凄く迷惑をかけられるのも事実です。　出来ればこの症状でしでかす事の他、健常者ならこうして付き合って欲しいとか、何かしでかさない為にこうしてあげてほしい、など付き合い方をもっと紹介して欲しかったです。　次回もし可能なら、その辺の他人との付き合い方や対処の仕方を詳しく掘り下げた内容で読みたいです。

うちにもアスペルガーの兄がいるので「あるある」が多すぎて泣き笑いしました(^^;)たしかに賛否両論あるのは分かります・・・が、「障害を治そうと思っていない」というレビューは見当違いです・・・足がないという障害持ちの方に「足を生やせ」と言ってるのと同じことです・・・足が無い人には車椅子があります・・・アスペルガーにはそれが周囲の理解にあたります・・・一応は飲み薬はありますが気持ちを落ち着かせたりするようなものだけで・・・対処療法以外には今のところありません（兄の主治医にそう言われました）・・・ちなみに兄と一緒に私もアスペルガー検診を受けた結果、私は違ったのですが火の元の話や煮た鍋でそのままラーメンを食べるのは私もやるのでそれは性格だと思います（笑）ちなみにうちの兄は車に妙なこだわりの敵愾心を持ってるので走ってる車に飛び込んだり運転手さんに喧嘩を売ったりで傷害事件や何やかやで警察のお世話に何度もなってます・・・その度に頭を下げて回る生活にほとほと疲れ果て心中も考えました・・・障害があるから仕方がないと許されることではありませんからね・・・今はヘルパーさんの手もお借りして何とか二人で寄り添って世間の片隅でひっそりと生きていけたらと思ってますorz

前作も読んでいたので 、今回も。ラストの方で このエッセイマンガを読んだ人達から「なんか普通じゃん？普通に喋れるし、単にザツな性格なんじゃ？」とやらり言われたりしてるようで「32年間生きてきて やっとここまでになった」と。確かに 本作も それはもともとの性格じゃ？とか そのくらいの不注意は誰でもあるよ、、とか思えます。でもこれはようやくこの程度になってきた（沖田さんの訓練や メモしたり なんだり、必要アイテム）というコトを忘れてしまいがちな、エッセイマンガです。今作品は 独自の対処法などが 結構あります。やはり、失敗談だけでなく どうにか対処できるようになったというエピソード、そして未だ対処できない問題などを 描いて欲しいです。下手すると ただの失敗談になっちゃうので。そして本当に 料理と車の運転は もうチャレンジしないで。。。特に料理はふいにチャレンジしちゃいそうで(´Д` )

私も夫もアスペルガーです。　この漫画の内容には、すごく共感できました。　新たなこともたくさんわかり、救われました。　夫婦で同じアスペの特徴が出ているのに、どうして夫は攻撃的かつ社会に順応していて、私は優しい性格なのに社会に順応できないのかと思っていたら、積極・奇異型と、受身型の違いがあったのですね。　すごくスッキリしました。　　でも、これを読んで誤解する人も多いと思います。　それぞれ、人によって現れ方が全然違うということを理解できずに、悪いところを全部共通して持っていると思われてしまいそうです。　また、自覚があるにもかかわらず、たびたびの危険運転で人を殺しかけたり、命を預かるような仕事をしたり、浮気した彼氏に殺すほどの暴力を振るっていたシーンでは、すごく不愉快な気持ちになりました。漫画だから面白おかしく誇張している部分があるんでしょうけど…。それと、手書き部分は字が下手すぎて、読めません。それも症状の一つだという事は理解できますが、あまりにもひどいです。