レビュー一覧

CANISシリーズ、Dear Mr.Rain→Dear Hatterに続くスピンオフの新装版。旧版も持っていますがやっぱり買ってしまいました。描き下ろしの絆を感じるエピソードもとても良かった。前作のリョウのボス・ハロルドと、ノブ、サム、孤児院時代の3人組のお話で、こちらだけでも読めるとは思いますが、世界観が分厚いのでシリーズ通すのがオススメ。ストーリーがしっかりしていて没入感すごいです。敢えて言えば3人の共依存で3Pとかになるかもしれませんが、あまりそういう言葉はしっくりこない。心の底から求め合い結びついている3人の話です。ちなみにMr.Rain・ Hatterとはだいぶテイストが異なり重苦しいのでご注意を。

やっと3巻目。はぁ、いったい何年待ったでしょう。途中、大人の事情？出版社が変わり一時置いてけぼりになった気分に。一方話はどんどんシリアスに難解に…。ああ、やっぱり凄い！！やっと繋がった…リョウとハル、サム、ノブの関係が。何年掛かっても最後まで読むと決めてます。が、いつか聡とリョウのその後に繋がる事を期待したいです！！！！

最初のつかみは某少年漫画に似ていますが、2015年連載開始のこちらの作品が先発です。3巻からたたみにかかっているのか、少し展開が早いですしスピンオフ作品という前提の見せ方もしていますが、それを抜きにしても史実と掛け合わせたリアルなお話しでとても濃厚です。メインストーリーは全員33歳スタートでえっちも3p前提ですが、お互いのために危険を犯す大人の男たちの共依存が切なく描かれています。ストーリー重視のBLが読みたい時に必ず読み返す作品です。

この作家さんの描かれる紫煙がとても好きです。亡き人を偲ぶ天に立つような煙や、相対する者への情念のように絡みつく煙。文章やセリフでは表しきれないものをこんな風に現す、漫画のある国に生まれてこれて良かったと心から思えます。単行本になるのをずっと待ってました。どうしても一気にストーリーを追いたかったもので。待ってて良かった、ほんとに。正直、こんなに駆け足でお話しが進んでいくとは思わなかったので、ちょっとびっくりしてますが…昨今はこういったお話の運びかたの方が好まれるようですから、仕方がないのかなと諦め半分です。でも、面白い。明日急に、某国動画配信サイトでドラマ化されてても驚かないかも。

ストーリーが面白い！！約束のネバーランドかお思ったけどwwこちらの方が先に連載されていたんですね。長編になるのでしょうか？BL抜きにしても楽しめるお話ですね。

このシリーズにどハマリした2018年から約4年。思えば永かった。元の掲載誌から姿を消して連載開始までの間の4年で、少々熱は下がってしまった。けど、やっぱり結末は気になる訳で。なんでかな～？と思い返すと、そこにはやっぱりリョウと沓名の姿があるわけです。でも、この作品の3人の結末はホントに予想しにくい。何気にどんでん返しも織り込まれているし、ビックリだよ。ストーリーが過去から現在に戻った時、今のリョウと沓名の姿が見れることを願っています。因みに、元掲載誌で連載されてた頃の原稿はかなり白くて心配してたのですが、コミックスではちゃんと黒くなってて安心します。待たされた分、ラストまで超特急で行って欲しい。

なっっっんだ、これは！！！今まで全く出会わなかった！小説のような、サスペンス映画のような、伏線の上に伏線、ぜひ、シリーズの初めから読んでほしいです。全てがつながっていて、スピンオフのレベルではないです。絵は、ルパンみたい、、。正直好みではないし、キレイ系でもないけど、それ以上にストーリーの構成が素晴らしいです。大人のサスペンス好きさんはぜひ！！！！

相変わらず圧巻。そして何回も読み込まないと話をつなげられないので何回も遡って読み返すんだけど、熱量が凄いから一回読んだあとの脳味噌の疲労感が凄い。でもまた何回でも読みたい。

はぁ、すっごい。他の方もおっしゃっておられますが、BLという要素はスパイスに過ぎないレベル。しかしそのスパイスが時々本編で振りかけられる事が重要で最高。(直接的な絡みシーンは1冊につき10p前後) CPという概念はなきに等しく、愛と友情を超えた何かを全編に渡って魅せてくれます。1度読み終えると満足感が強すぎて「はあ、もうしばらくはいいや」となりますが、時々ふと読み返したくなる中毒性がたっぷり詰まっている。前作(帽子屋シリーズ3冊)のスピンオフとの事ですが、全部読んでみた限りは全て読んで1シリーズ。全7巻といったところです。

めちゃくちゃ面白いです！！！もうBL抜きで面白いです！！！正義が悪に対抗するストーリー。要注意なのは、彼らなりの正義なところ。ガッツリ正義なわけではありますせん。でも、そこが面白い！！試しに気になるシーンのところを単話で買って読んだら、即単行本買ってました。BL要素を入れず(薄めだし)、少年漫画だったら大ヒットじゃないでしょうか。のめり込むストーリーとテンポの良さ。映画化してほしいですね。