レビュー一覧

あれ？意外と評価低いですね、私的には夜光さんらしく謎解きが楽しいサスペンス要素と官能小説のようなエロスの融合に大満足です。智洋の見てしまった「過去の出来事」に全ての答えが集約されておりそれによって智洋がある種のトラウマを背負ってた部分も読者にも伏せられてるので最後までモヤモヤしてて面白い。椿の思惑や真実が分からないまま流されて関係を持ってしまい一度は椿を疑わしく思ったり極度の緊張を伴う隔離された環境下で芽生えた恋心って、正直どーなんでしょうね(笑)椿が一目惚れで相当ご執心なようですが。その椿から逆に智洋が疑われた時の絡みは若干乱暴な空気もありますが全体的に甘くドロッと濃ゆいエロさ、読んでてそれこそ自分が耳元で囁かれてプルっとくるよーな(誇大妄想？？笑)その後の2人が気になる。

うーん、夜光花さん好きな作品もけっこうあるんですが…殺人事件ものミステリー風で、合間にエロを挟んでくる感じです。内容はちょっとひどいという感想です。お金持ちの淫乱主婦が貞操観念薄くて嫉妬した旦那に殺され→勘違いした息子が壮大な浮気相手追い詰め計画を立て、しかも主人公は真相を知っていたのに攻めである息子が傷つくとかいう理由で黙っていて、結果的にただパトロンの淫乱主婦のプレイに付き合ってただけの若者3人が死ぬ羽目になるんですが、主人公たちふたりともたいして自分を責めもせず、死体がある屋敷で盛り上がってエッチします。。。勝手に追い詰められて死んだんだからいいだろ、って思考回路？モブ3人は大したことない人間だったにせよ、親父の遺言を叶えてやりたい、攻めを傷つけたくない、という理由は人の死に値せず、命を軽んじ過ぎだと思いました。

買ってから少し置いて読んだら予想の遥か上をいくミステリー具合であらすじを読み直してしまった。実は過去に因縁がある二人で攻めがヤンデレで館監禁ものだと思ったのに全然違う！！！道山が死んだぐらいから早く某名探偵の孫とかがきて事件解決とかならんかな…って気持ちに。アレを突っ込むプレイはそんなにいらなかったかな…もっと二人が惹かれていく様を見たかったような？ジョージは予想外で面白かったです。

成り上り敏腕社長×人嫌いドール職人。昔殺人事件のあった、いわく付きの館に集められた当時の関係者。そんな中攻が半ば強引に受と肉体関係結んだ後、人が死ぬ事件が起きる。3人も死んだ挙句攻受は過去の因縁や誤解を解いて心も結ばれるんですが、そこがやや唐突。受が攻に何となく惹かれてく描写はあるものの吊り橋効果感がある。しかも3人も死んだ館でよくそんな気分になるな…と現実味のなさに少し引いてしまった。途中の、お互いを犯人と疑いながらのすれ違いエロシーンはこの作品らしさがあってとてもよかったです。

ＢＬサスペンス。と、いう感じでしょうか？ラブラブエッチ（お仕置きＳＭバージョンは好き ）のハッピーエンドものが好きなで、後半からサスペンス色が濃くなり、話の展開も暗く、人が死ぬなんて言うのもちょっと…何はなくともラブラブエッチ好きの私から大きくかけ離れたお話でした。ですが、ＢＬサスペンスものとして読むなら、オススメです。もちろん、最後はハッピーエンドです。

読みごたえありました。BL要素はもちろんたっぷりありましたが、推理小説をよんでいるようでした。ドキドキしました。

えっと…濡れ場で散見された「揃がった」「揃がって」という表記…文脈の流れで読むと「つながった」ですよね？ただ、どう読んでも「そろがった」…気になりすぎて全く物語に溶け込めませんでした。

夜光さんらしいっちゃらしい。洋館の描写素晴らしい。ネタバレになりますが…ご都合主義っちゃーご都合主義　サスペンスとしては夜光さん作品のなかでは、一番ぎゅっと濃く描かれているんじゃないでしょうか？☆3止まりなのは、視点をメインカプに絞ったのに、いまいち魅力的じゃないから。この程度なら、もうちょっと後半の他３人を丁寧に書いてあげてもいいんじゃない?と感じてしまいました

先生の大ファンです。キャンペーンを待ち購入。ツッコみどころはありますが、先生らしい愛のある執着が楽しめました。

なんだか映画ミザリーを彷彿させます。でも逃げられたよね。