レビュー一覧

独裁者パウロの娘「ヤコーバ」ヒロイン母は両親を人質に取られ、無理やり結婚させられて、息子ではなく、娘が産まれたことから娘ともども国外追放されています。独裁者パウロに恨みを持つものが多いため、父親の存在を隠して生活しています。ヒーローは独裁者パウロを倒した一族の一人。国民の怒りを受けない為ヒロインとヒーローが政略結婚することになります。ヒーローが引っかかっているのが「そこ？」と思うくらい薄いところで悩んでいます。ヒロインも「その言葉を言ってほしかったの」って、それですか？なかなか重い話なのに、とっても薄いです・・・。

プリンスがプリンスらしからぬ、ギャグなの？と思えてしまう所作をする部分が少なくとも２箇所あり（その前後のシーンは決してギャグでごまかしてはいけない部分なのですが）、引いてしまいました。なぜこの本を読んでみようと思ったのか、今となっては理由が思い出せない。。。

このシリーズ三作の中では一番良かったですが、それでもまあ可もなく不可もなく。国や一族などの設定やそれにまつわる伝説とかやけに背景の設定はロマンチックに細かく練りこんでる割に、キャラの心情や魅かれあっていく展開やエピソードなんかはものすごく浅くてありきたりな感じでした。

試し読みで惹かれて借りてみました。シリーズ内で登場人物がリンクしているタイプですが、この本だけでも意味は通じます。私はこの本しか借りてないのですが、まぁ3チケならこんなもんかな？とややあっさりした印象です。プリンスだからか男性の所作がいちいち派手なのが少し鼻につきました。んー、正直この本よりよいハーレクインはあるし、話の流れもあまりドキドキしませんでした。

美男美女でお似合いなだけではなく、二人にまつわる因縁も絡んで楽しめました

いつの時代も人間は骨肉の争いをするもの！？でも、それをやめる決定が出来るのも人間。。要は器の問題なのかなー。ハーレクインは愛っていうか！？

政情を鑑みたらセキュリティが穴だらけです。ヒーロー兄弟は頼りない。

数奇な運命を持ったヒロインですが運命か？ 幸せになって欲しい。

なんと高潔な！ヒロインこそプリンセスにふさわしい！というか生まれながらのプリンセス！プリンスはまだまだですね。修行がたらんわw

かつての敵対関係のような二人だけど幸せになってよかったです