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栞と紙魚子の西洋クラシック版？と思わず目を疑いました。時代を反映してか霊媒師アリスと武力担当のシェエラザードが、怪奇がらみの事件を解決していきます。凄惨な怪異ですらエレガントでユーモラスな余韻が残るのは、やはり2人の美女の賜物でしょう。東洋系美女のシェエラザードはアラビアンナイトの姫君に関係あるのか？ファーストネームを嫌がります。

「栞と紙魚子」シリーズを「シャーロックホームズ」時代のイギリスに移した感じです。どっちも好きな私にとってはとてもお得な漫画(^-^)幽霊騒ぎや失踪事件や殺人事件やらに、ビクトリア調ドレスを纏った二人のお嬢さんが立ち向かいます。時々ドレスを捨ててズボン履いたりしてるあたりが栞と紙魚子っぽいお転婆っぷり(≧∀≦)を感じます。続編が出ると良いなぁー。

凄く面白かった。悪趣味で猟奇的なネタに二人の女性が絡むことでマイルドになって良い味付けになっていると思う。今までの巻に比べて解像度が悪く拡大しないと文字が読みにくかったのでその点をマイナス。