レビュー一覧

こんなに面白いのになんで話題になってないんだー！もっとひろまれ！

素晴らしく良い。桃太郎というテーマを、ある意味深く切り込んでいる。単純に「桃太郎」ではなく「桃太郎殺し太郎」なのが面白い。しかし出ているのは、まだ桃太郎の能力を引き継いだ、犬、猿、雉のみで、肝心の桃太郎本体は出てこない。この伏線を回収するか不明だけれど、なんか期待も出来るかも。桃太郎殺し太郎が、実は桃太郎そのものだったりとか？一応2巻までの感想。半年に1冊ペースなので、10巻まであるとしても、完結まで5年かかりそう。

いろいろぶっとんじゃってますが、いいですね。たのしめます。

むちゃくちゃ面白いです！　まず設定がぶっ飛んでる。私達の頭に幼少期から刷り込まれた『桃太郎＝正義』という概念をいきなり破壊してくれます。そしてその桃太郎が早々に悲劇的な結末を迎えてしまうのもびっくりです。とにかく読んでみればわかる！　でも、絵がとても独特で、好き嫌いがはっきりすると思うので、人を選ぶ作品でもあるのかな。私はこのストーリーにこの絵がばっちり合ってると思うので、大好きです。

絵の迫力がすごい。人の形相、血肉の表現に鬼気迫る物がありかなりグロいです。粗いタッチなので好みは分かれるかも。私は好きでした。ストーリーは序盤から息をつく間もない怒涛の展開で引き込まれる！（展開早すぎて着いて行けなく感じる人もいるかも）→心優しいが気弱な所があり鬼討伐部隊からハブにされる桃太郎（隠された実力持ち）と、その小姓で桃太郎を心から慕う美貌の少年七郎…主従愛が尊い！もっとこの2人が見たい！と思った矢先に…。この2人が好きな私としては悲しい展開すぎて今後着いて行けるかはまだ何とも言えないです…。でも2巻が出たら買ってしまうかな。結論:1巻だけでも充分読み応えあるのでおすすめ！

設置な感じの絵が、好きになれませんでした。ちょっと、グロテスク。