レビュー一覧

ヒロインが純真無垢すぎて人間味がなかったので、共感できなかったです。

作者買いです。ストーリー展開が良くて話に引き込まれてしまいます。ヒロイン健気でカワイイ。ヒーローは…ソーニャらしいヒーローでした…冤罪で一族全て殺されてしまうのは、ちょっと…イラストは悪くはなかったんですけどローティーン対象の少女マンガみたいで違和感を感じてしまいました。上から目線みたいでごめんなさい。。。

さらっと読める感じ。予想つく展開ですが、たのしめます。

この作家さんの文章は読みやすいし、キャラもたってるし、話も上手なんで何作品も読んでるんですが、私がソーニャ読みすぎたせいか、あまり展開やオチ(ヒーローの闇)に驚かなくなってしまいました(悲)。ソーニャ文庫初見だとすごく楽しめると思うんですが。

作者さん買いです。新作との事で即購入しました。冤罪で家族を処刑された優しくて可憐なヒロインは、冤罪であったことがわかり、名誉を回復された後、晴れて王弟殿下のヒーローと結婚します。ヒーローは自分がヒロインを気に入った事をうっかり喋ってしまった事がヒロイン一家を不幸にしたと考え、また王弟でありながら、ヒロイン一家を処刑する王の暴挙を止められなかったと、その贖罪という大義名分の元にヒロインと結婚します。ヒーローはヒロイン一家を不幸にした張本人達、黒幕を含めて破滅させ、ヒロインとめでたしめでたしなのですが、最後の方で、何故王の暴挙が止められずヒロイン一家は処刑されたのか、そこに王妃も絡んでいたことが種明かしされて、ヒーローは単にヒロインを溺愛する優しい王子ではなかったことがわかり、そこら辺ソーニャらしいです。わりと登場人物が多いので、時々、え、誰だっけ？と思いつつ読んでました。ヒロインが邪魔だと付け狙う令嬢はわがままに育てられたとかいうレベルではなく、異様すぎて、もう少し本性隠すタイプの方が面白かったのではないかと思いました。黒幕も最後にこの人だったのか！という風に持って行った方が話としては面白かった気はしましたので、星一つマイナスとしました。

富樫先生の文章のファンゆえ今回も購入。いつも通り読みやすいのですが、今回は気になった箇所も。まず、ヒロインと家族の描写が短く(浅く？)、不幸に陥ってもそこまで感情移入ができない。TL小説で｢家族の死｣を深く描いても需要はないとは思うのですが、実際に亡くした経験がある者としては薄い感情表現に感じました。また、完璧なヒーローがヒロインでなきゃならない理由が弱い…。家族描写が薄かったせいか、その理由も相まって薄く感じてしまいました。そして二人の閨・２回目以降がすっ飛ばされたのも残念でした…。恥じらうヒロインがもう少し見たかったですね(笑)ゆえに主役二人より、気になるカップルや人物が多数いました。まずは側室ティティス×ルステオ…！ルステオが娘をどう思ってるのか気になったし、命までも差し出す愛の深さにやられましたね…。報われて欲しかったですし、過去回想を拝見したくなりました。そして王子エドワード×側室の娘リリアン王女…！血の繋がりがない二人が今後どうなるのか、是非富樫先生の巧みな文章で読みたいです！(兄妹のまま育つのでしょうか…)最後に、国と結婚した王妃様…！彼女の寂しさや虚しさ、達観に至る過去も拝見したかったです。(よく愚王と子供作れたなとも思えたり)長々と書いてしまいましたが、違和感なく読み進められる文章、王族の作り込まれた設定、キツすぎずでもエロい閨表現、スマートなヒーロー、癖のある敵、面白い部分もたくさんありました！これからも新作を楽しみにしてます♪

とても面白かったです。ヒロインの家族は国の犠牲になったのか。ヒロインにしたら可哀想で仕方がない。お話が暗い割にイラストが可愛すぎてあってないと思いました。

敵討ち、大逆転、悲劇からの溺愛。それはそれで面白く読みました。家族全てを失った主人公の、真の仇は誰だったのか。許してはならないのは、誰だったのか。独占を叶えるために一番大切な存在を奪うと言う手段が、最後に明かされます。最後の最後に気分は最悪でした。

壊れた歯車…これを排斥する為に、とても強かに時勢を読み、時を待ち、そして、収束に向かわせる手腕。こんな凄いのが二人も揃ってたら、そりゃあ破滅するわな。とても面白い展開で一気読みしました。良かったですー。

ここ作者様のお話は、ストーリーがしっかりしてて矛盾がなくて、どの昨日も面白いです。今回も期待を裏切らない作品でした。