レビュー一覧

前作登場のラヴ、良い味出してますね。個人的には4作の中でいちばん面白かったです。登場人物が多くなってきましたが、それぞれキャラが違ってそれも良いです。

このシリーズ大好きです!!! もうリアル犬好きの人にはたまらん設定。そして今回はラブラドールのサミーが受なんだけど、攻の人間のラブがすごく良いんです。両腕のタトゥー、顎鬚、ごついブーツのライダーという一見マッチョなんだけど、飼い主と共にDV男に耐えていた時のPTSDを乗り越えていこうとするサミーを実に辛抱強く暖かくゆっくりと包んでいくところが素敵。しかもマッドクリークに必要だったある秘策を練っていくところが凄い。それは本当にみんなにぴったりだわ～～～! 天才～!!と思わず大笑いしてしまいました。ラブが知的で観察力のあるタイプなので、今まで出てきたカプのその後の様子が良く分かるし、お気に入りの2作目のカプ-ローマン＆マットのあまーい場面もあって満足満足。まだ続きがあるのなら、ぜひぜひ次も翻訳出版してほしいです。

ちょっとお高いけど、いいのさ。自分へのご褒美だから。シリーズ４作目。設定も好みだけど、絵柄もいい。お話もどいどき、たのしめました。

ラブラドール・レトリーバーも大好きだけど犬愛に溢れてます。

前作で登場してたラヴが主人公でその相手はツラい過去のなりたてクイックのサミー。前作のラヴはなんともいかつくて胡散臭かったのに、実際には犬大好き(人間嫌い)の心優しいいい人でした。そしてスペックが高い。一方のサミーはクイックになったばかりなので最初はおどおどしてたのが瞬く間に成長していき、凄く出来る子でした。なかなか２人に進展がなかったのが、常にイチャイチャ。結ばれた時は、やっとか、と思ったけど実際の月日はそんなに経ってなかったような。マッドクリークの街の変換期のようで、これから発展していくのが良かった。これまでずっと街のこと第一に考えて頭が硬かったランスの成長も見どころかな。

３巻では雑魚キャラのわき役かにみえたラヴがまさかの大活躍で、とても楽しめました。いかつくて、腕いっぱいタトゥーのラヴでしたが、麻々原さんの素敵な絵で想像しながら読むと一気に素敵でした。このシリーズは、絵と作品がすごくマッチしていて嬉しいです。