レビュー一覧

お互い一目惚れなのに、両片思いの2年間。攻めの杉浦は見つめているだけ、受けの水谷は見つめているのに耐えきれず、こじらせて別の男達に愛と癒しを求めて、ますます本命から遠ざかる悪循環。全体的に暗めのタッチで、じれったい恋の進み具合にもどかしさを感じます。ムダに話を長引かせているように思えました。お互いの傷に癒しを求めているので、恋の甘さより切なさの方が強いです。この作者さんは2作目ですが、どうやら好みが合わないようです。