レビュー一覧

サクッと読むつもりでいましたが、そういうシンプルな感じのストーリーではなかった。

占いなんていいことは信じる、悪いことは信じないくらいのスタンでいいと思うけど、占いそのものはまじめにやりたいですね。

昔、楠先生の単行本でお母さまネタの4コマがあったのですが、明るく天然なお母さんとして描かれてました。いろいろあったんですね。短いけど考えさせらる漫画でした。

結構考えさせられる内容なので、単行本で欲しかったのですが、ないみたいだし、大橋薫さんは長く漫画を描いていて、時代にちゃんと乗っている(絵柄とか、だらだらした話を描かないとか）から、関心があって読んでみました。親からの事が気になったから、読んでみて、この占いシリーズがカウンセリング的な要素がある話なのだと納得しました。だから、占いをこいういう傾向にあるものを見たいという人には肩透かしかもしれませんが、自分の求めたいものや進むべき道を指し示すもの（だからカウンセリング的）をとらえると、腑に落ちます。手放しにくい、使うかもしれないものは中々捨てられないので、整理整頓は、ちょいちょい私もしようかなって思います。好きなものとかいいものとかは持っておきたいけど。

その後健康診断には行かれたのでしょうか?お母様の現在、幸せとは何なのか考えさせられますね

人生の深い部分の告白になっていましたが、オチもまたホラーなので作者さんが心配だなあと思いました。

占いというより、カウンセラーです。でも形はどうあれ、これからの自分を良い風にイメージ出来ていくのであれば、見てもらって良かったと思います。よく頑張って生きてきた感じがしました。

じゃない方、って思いながら生きていくのはしんどいでしょうね。占いではなく、気持ちを聞いてもらってそれに沿った言葉をきいてる感じでした。