レビュー一覧

一朗さんが化粧水から洗顔と、徐々にメイクにはまっていく姿がリアルで面白かったです。急にイケメンになったわけではないのですが、明るい表情や態度に余裕が感じられたり、とても素敵に見えて来ました。

たまたまTwitterで見かけて、気になったのでサンプルからの購入。平凡なサラリーマンで、四十近くの男性が主人公のお話。これまでスキンケアもしてこなかったっていうのは、身近な男性と重なるところがありました。だってこっちにとったら、顔を触ったらザラザラ。乾燥してて粉ふいて、唇もひび割れていたら「あんた…」っていう残念さと心配さがまず来ませんか？ 　女性に置き換えてもそう思います。まず清潔感ないって、それだけで印象変わっちゃいますもん。もったいないな〜。化粧水を付けたら肌モチモチ、やってみた分だけ応えてくれる。嬉しい、楽しい！って、そんな気持ち私にもあった！って懐かしい気持ちと、微笑ましさがありました。種類がいっぱい、何を使ったら…っていう不安な気持ちもわかります。こういう気持ちって男性にもあるんだって思うと、親近感とか勝手に湧いちゃいますね。お話としては、山あり谷ありってわけでもなく、結構安心して読めます。おわりって文字で、あれここで終わりか〜っていう残念さがありました。もうちょい続いても面白かったかな？　四十近い主人公の素直さが可愛くて、それでいて行動力もある。要所要所に「なるほど」とか「確かに」って共感も頷きもある、優しいお話だと思いました。そういう世界を女だけの世界だと思って遠巻きにしている男性こそ、そんなわけないじゃん！って背中押されてほしいですね。細々しててめんどくさいところもありますけど、きっと楽しい世界だと思いますし、何よりお肌がモチモチスベスベ、なんか今日の自分はイケてるぞ！って気持ちは大事だと思います。自分のために使う時間で、自分を丁寧に扱って労るという意味では本当に。そんな気持ちにさせて頂いたお話でした。

とても他人事とは思えなかった。男性にもこうゆう欲求あるんだな。

シンプルに好きな内容でした。いつもより丁寧に自分の顔と向き合いたくなる作品です。こころがささくれた時に読みたいと思いました。

Twitterで話題になってたから気になって読んでみたんだけど、メイクのやり方とかオススメの化粧品とか、すごく詳しいってわけじゃないけど最低限これ押さえとけばOKみたいな内容で、メイクに対する主人公の男性の心情とか、メイクをしたことでおこった親友との喧嘩とか、ありえるを形にしたものだと思う。面白いというか興味深い。男もメイクする時代、いいね。

旦那と子どもたちのメイクについて考えたいタイミングだったのでとても分かりやすくて良かった!メイクって自分のためにやるものだなって改めて気づいた気分。

男性でメイクってまだ偏見ある人がいるとは思いますが主人公が捻くれてなくて読みやすかったです。

スキンケアから始めてメイクに進む、そしてフルメイクでとん挫する、という流れにすっごく共感しました。メイクのテクニックの話ではなく、自分を顧みる方法の話ですね。絵柄と内容がマッチしてるのもいいと思います。前向きになれます。

とても読みやすいし、心に残るものがあります。応援したくなる主人公です！

面白かった主人公が前を向いている姿がよかった