レビュー一覧

海青先生がコミック化された『愛を運ぶウエイトレス』、橋本多佳子先生がコミック化された『天使を待つシンデレラ』の関連作です。このシリーズは基本オーガスト・ファイバー弁護士がヒロインに巨額の遺産の相続話を伝えるところ以外は作品ごとの関連性がないので、単体でも読む上で困ることは特にないと思います。コミック版の内容ですが、基本ストーリーはそれほど原作と違いはありません。ただ、絵で描かれている分原作以上にハンク君のキャラが印象的でしたし、全体的に結構大ゴマが使われている割りには特に駆け足展開にもなっていないですし、コミックとして上手く収まっている作品です。キャラのオーバーアクト気味なところも、この作品にはピッタリでしたし、凄く良かったです。ただし、原作ではイケメン設定のオーガスト・ファイバー弁護士が橋本先生版に続いてお年寄りに描かれているところだけは凄く気になりました(苦笑)。なお、原作のシリーズは未邦訳作品がまだ2作残っているのですが、こちらもいつか翻訳本を出してほしいです。

これこそ、出会う順番が違っていたら…ということか。でも、それでは息子はいないから、これでいいのか。兄弟の片方が亡くなって、残った方と…というのは結構多いですが、悲しみの後に深い幸せと愛が感じられてじーんときました。子供とおばあちゃんと、みんなひっくるめてとてもハッピーです。よい。

始まりは大丈夫かなと不安でしたがなんて素晴らしい作品。心があったかくなりました。何回も読み返したい作成です。

何度も読み返しています。大体無理な設定が多い中で，からはかなりマシだと思うなと、本当にクライマックスの方は感動しました。惹かれ会う2人の様子が見てとれて、再会シーンは不覚にもジーンとくるし（ ; ; ）…おすすめの作品です。買って悔いなし！

以前にも山田先生のコミカライズでお子様が可愛い作品があって、今回も表紙のお子様の可愛さに惹かれてレンタル。事の起こりも一瞬だし、物語も7日間の出来事なので目まぐるしいものの、そこにはきちんと理由があって、皆が皆自分なりに相手を思って行動しているから嫌味がないです。ヒロイン自身割り切っていたからか、ヒーロー兄を特別悪人にしたり、ヒロインのトラウマにしない所も良かったです。個人的にはパワフルで愛情深く、けれど押し付けすぎないヒーロー母が好きです。

素敵なお話です。自分の運命に立ち向かいながら一生懸命に生きてきたヒロインと、家族のために生きてきたヒーロー。みんなが幸せになれてよかった。

　この作家さん、画が親しみやすく温かな雰囲気になってきましたね。そんな画風が今回のストーリーにピタリとはまって最高に心温まるお話になったようです。登場人物がすべて魅力的。気持ちの良いハッピーエンディングでした。

かなり好きな作品です。読み終わった後もまだ、なんだかドキドキしています＾＾　「財産狙いのどろぼうネコ！」と罵られる展開をたくさん読んできましたが、この作品の登場人物はいい人達ばかりだし、絵も美しく描かれていて癒されます。また、感動で胸が熱くなるクライマックスもよかったです。

ヒロイン息子の可愛さがたまらない素敵な作品でした。関連作もあるようなので見てみたいと思います。

綺麗な絵柄だけどヒーローの崩れ方が早すぎると言うか…ギャグとシリアスのバランスがちょっと悪いかなと思うのと、ヒーロー母とか良い人なんだけど息つく暇が無いと言うか…怒涛の展開が持ち味の人なんだろうけど読んでていつも疲れちゃうのが残念。