レビュー一覧

灰汁島先生のキャラが独特でいい。しかも本名は意外過ぎた…童貞といいながらのあの手際はエグい(笑)今までのcpとはまた違った感じで好感。瓜生君もなかなかとオタぶりで楽しめた。佐藤君と伊吹のssにやられた。もっとたっぷり甘々な2人を読みたい。

このシリーズは大好きで全部読んでますが、まさかのライトノベル作家・灰汁島セイと主役声優を務める若手人気俳優・瓜生衣沙のお話でした。

このカップルかー！って感じでした。他のカプもチラチラ出るので楽しく読めました。

本編カプは私には今ひとつ萌えませんでした。どっちかといったら短編の佐藤×伊吹カプの、ひたすらに伊吹が可愛い…。そら佐藤君メロメロにもなるわ。慈英×臣はもうご夫婦なのでね、このまま幸せなまんまんでいてくれ頼む！

あとがきで作者様も書いておられましたが、まさかの灰汁島メイン。結構最後までどっちが攻めかわからなかったけど、いっそ逆では？と思ったけど、読み切ってみれば安定の溺愛モノで納得でした。この後、どんな感じになるのかなぁ。気になる。

紙で買うか悩んで電子にしました。読みごたえ、あります。本編に色んなカプ話ありで、良かったです。

予想を裏切る（失礼）中身の濃いお話。人との交わりをほぼ遮断してきた灰汁島と、2.5次元俳優の瓜生との王道ラブストーリー。瓜生が灰汁島の作品にかつて救われたように、灰汁島が瓜生の推し愛に助けられて、人生初の恋に身を委ねる。瓜生のオタクぶりが徹底していて、灰汁島がその加熱ぶりに圧倒される様が微笑ましい。是非。

ガンガン両想いの上ファンなのであんして読めます。

初めて崎谷先生の著作を読んでから20年近く、物語の中で生きてる人たちも先生も私も歳を重ねたなーと思いました。初期作品よりドラマチックさは減りましたが、人物にかわいらしさが増したような。過去作読んでなくても、ほんわか甘々が読みたい方にオススメです。