レビュー一覧

最終巻まで読みました。絵も綺麗だし、小出しに謎が解けていくのが読んでいて面白かったです。その謎たちが終盤に向かうにつれてモヤっと想像していたお姉さんと多鶴への予想がガッツリ当てられたので、ストーリー内で程よく正解に導かれているのだなと感心しました。ただ1点綺麗に終わらせるためだったのか、ラストがいまいち…。ここまで論理的に進めてきたのに感情論でサクッと終わったのが少々残念だったので☆-1です！

キレイで可愛いけどどこか怖い表紙の多鶴さんに惹かれて購入しました。1巻だけで3つのエグい事件と犯人の異常さ、そして彼女の内面など気になることが多くて続きが楽しみです。

日本には共犯者以外の司法取引ないのでは？本人はもちろん、模倣犯の司法取引ないと思いますけど…大量連続殺人鬼ってほぼ男ですし…何かいろいろ無理がある設定で…まあそれ言ったらこの作品は成り立たないんでしょうけど…それにしても有り得ない事だらけで話が全く入ってきませんでした。

初めは面白かったのですが、進むほどものすごく気持ち悪い話でした。しかも、そのわからなさや謎を引っ張って、どんなふうに収まるんだろ…と思いながら読み進んでたら、ただどんでん返しというか、思いがけないラストにするためだけに、なんでもアリな魔法使いが出てきちゃった！みたいなズルさがさらに気持ち悪い…というか胸糞悪い感じでした。絵が綺麗なことだけは救いでした。

作画にひかれて、２巻までの感想。死刑囚というので、ピンときたのが全てがＦになる、のマガタ博士を想起した。想像通り、物語は安楽椅子探偵のような形式で展開していく。脱獄するまでも同様。作画の方のセンスなのか、事件の絵はさほどグロさもなくオシャレに表現されている。丁寧な作画で読みやすいものの、強烈なまでに中学二年生だけがかかる病の力が凄まじい。読者は、この羞恥に耐えられるか否かが分かれ目だと思う。免疫があったり、エンタメとして楽しめれば素晴らしい作品。私は床をのたうち回り、時に耐えきれず叫びながら読みました(笑)。危うく第三の眼が開きそうになり、封印されし左腕が疼いて、隠された能力が目覚めるところでした。目覚めなくて良かった。２冊しか読んでないのに14冊くらい読んだかのような満腹感があります。懐かしの中学二年生表現が満載で古傷が疼きます。

人殺しに憧れて人殺しをするなんて、恐ろしいです。こんなに殺人をしたい人がいる日本は嫌です。

きらびやかな多鶴さんが魅力で惹きつけられました。クライマックスはビックリ！どう気持ちを持っていったらいいのか、作者さんに見事に振り回されました。

多鶴さんや妹ちゃん、琴都姉さんのギザギザな瞳の描き方が好きでした。大大どんでん返しに驚かされました。途中から何か変だな？という違和感は感じていたのですが…私は何を読んでいたのでしょうか???(笑)(混乱)人間みなどこかしら誰かの影響を受けているのに 模倣していない人間なんているのかな？

なぜ終わってしまったかわからないくらいクオリティがあります。ただ、ゲーム中はワクワクもしましたが答えがあっさりとでてしまうので星4です

怪物と戦う者はなんとやら。音人くんがマーディストにならないことをひたすら願います。