レビュー一覧

『共鳴発情』『共鳴劣情』のスピンオフ！ミステリアスな美丈夫ゼロが特上αなのは登場シーンからわかっていたので「もしやこれは首藤家ゆかりの攻め様… 外国の血が混じってるっていうから圭騎と煌騎の分家筋の従兄弟だったりして」と思っていたらガチ兄弟でした。そうきたか！『劣情』で煌騎が「下の兄は家を出てから音信不通で」とか言ってたなあ。これで三兄弟CPが出揃いましたね。ゼロの魅力はもとより、隠れオメガの一紗が芯が強く（自虐的ですが）自分の立ち位置というのを冷静に見ている大人で良かったです。作者さんの後書きにもありましたが上巻（β）と下巻（Ω）の一紗が違う。地味メガネの平凡なルックスが性別（カテゴリー）が変わったことで色っぽくなってますね。蓮川愛さんGJ！シリーズを未読でもこの上下のみで充分楽しめるとは思いますが、やはり首藤兄弟（『αの花嫁』はちょっと最近進みが遅くてウダウダしてます）や天音を知ってる方が読み応え倍増。シリーズ続刊が楽しみです。

岩本先生らしい作品だと思いました。蓮川先生の画は手が色っぽいと常々思っているので、どアップで見たかったです・・・

共鳴シリーズのαの花嫁がなかなか進まない中、応援も兼ねて購読。主人公はΩ性なだけで(？)医師免許剥奪。めちゃくちゃ可哀想。三十路まで時間と金、勉強仕事漬け一生懸命努力してたのにそりゃないよー。外科以外にも道はなかったんかあ…。レアケースだから前例がないのか？世界観が厳しい…。でもあの日あの時あの場所で出会わなかったら二人は他人のままだった感もすごくある。最近のコンテンツが所々出てるけど世界観が何となく昭和後期から平成初期みたいな印象。少し古さは感じたものの、安定した面白さは流石。願わくばもっと両片思いが見たかった。首藤家3兄弟、仲良しなところが見れて良かった。次男、三男は幸せそうですが、現状長男、弟達を自由にさせてあげてたった一人で首藤家背負ってるんだなと実感話でもありました。重圧でハゲないか心配だ。

運命の番による隠れオメガを覚醒させる最強アルファ一族、次男番。元医者の受けがウジウジ眼鏡だけど芯が強く、眼鏡を外したら…。良くあるパターンだけど、最初から激甘で面白くて一気読みしました。兄弟仲も良くてほっこり。

オメガ世界の中の話。暗い話かと思いきや、生き生きと描かれています！あと源氏名ほぼ横文字の動物だから誰が誰か認識するのに少し苦労しました。楽しく読めるんですけどね。

シリーズもので、三男と長男に続く行方不明だった次男編。アウトローなワイルド系の筈だけど、意外にも兄弟に比べて一番薄味安定。上下刊のボリュームでも野良オメガ救済施設の割合が多く、肝心の運命の番同士のドラマチックさや、三男や長男の相手が抱えるような社会的リスクもなくオメガ転性で失業という大事の割には新環境に順応していくのも早くてスリリングさに欠けた気がします。

ゼロが謎すぎる。懐が深く、投資の才覚もあり、見目麗しいのはわかるが…レビューから首藤一族らしいが上巻では全くわからない。一紗も真面目に努力してきたのがあるきっかけで全てを失ってしまう。そのきっかけがゼロとの付き合いに繋がっていくから結果的には良かったのか？色々謎が多い。下巻で回収されると思うが期待を持たせてもらえた？

かの須藤家の次男登場ですね。すごい圧ですよ。くらくらしますが、実際は超焼き餅焼きさんだとは！この先、須藤家の展開が楽しみです。

正月休み中に３回目読み直し、受けが大好きになりました。二人の子育てや天音の子育てがテーマの続編が楽しみ

凄く良かったです。甘々です。途中、はらはら落ち着かない所もありましたが、兄弟との再開だったり、受けの家族問題も解決してほんとう良かったです。二人のその後が気になり又、続きが読んでみたいです