レビュー一覧

電子待ってました！外国が舞台の物語とyoco先生。この組み合わせは最高に好みなんです。期待通りに美しい挿絵でした！小中先生の文章はとても読みやすく、すらすらと読み進められます。すれ違いの切ない恋愛物語。ラストのラストまですれ違い、時代背景も重なり、複雑に絡み合っていきます。どんな結末になるのか、気になりすぎてすぐ読んでしまいました。楽しく読み進められましたが、個人的には主人公たちのすれ違いの和解部分が説明的すぎて物足りなさを感じました。引っ掻き回すライバルも読めない部分が多く、都合よく出てくるキャラのように感じてしまいました。もう少し深掘りして欲しいところなどもあったので☆4です。

20世紀初頭のヨーロッパ情勢を背景に描かれるオメガバースです。すれ違いに次ぐすれ違いのストーリーなのですが、ギムナジウム時代は若さや状況で納得できても、両思いになってからのエピソードについては何故本人に一言問い質してから判断しないのか、さすがに切なさ通り越してイラッときました。αは英雄性とされているのに、Ωのフェロモンに弱い以外至って普通なのも、攻めになんだか物足りなさを感じてしまった理由かもしれません。

ほんの少しのところですれ違うのが切なくて苦しかったです。最後が早足で進んでしまった感じがして、あと倍のページ数あってもいいのに！！と思いました。

「君の名は」ばりのすれ違い(君の名は、と言っても、昔の橋ですれ違いまくる方です。若い子は知らないかな)、しかも嫌がらせするにもご都合主義がすぎる(当て馬は盗聴器でもしこんでるのかレベル)、とツッコミどころ満載ではありますが、こういうのが好きな方にはたまらんのでは、と思います。こういう話にご都合主義だという言葉は野暮ですからね。世界大戦前の空気感とか、もちろん知らないですけど、日々の生活にどことなく暗さを感じさせるところはさすがです。ただ、ちょっと疲れました。さすがにてんこ盛りすぎて…。自分が元気な時にしか読み返さないと思います。なので★は3で。

作家買いです。好みが分かれるかもしれないですが、私は好きです。のっけからネタバレになりますが、長い長い拗れに拗れた両片思いのお話です。色んな背景があって見事にすれ違っていく2人。偶然（運命）の再会をした後は、これで雪解けかと思いきや、またまたすれ違ってしまいます。時代背景があって、オメガバースがあって、多難な2人ですが最後は本当に幸せな2人を見ることができました。ユーイ視点で、スピンオフも読んでみたいですね。

この作者さん、大好きなんで期待してたんです。が、これはちょっと物足りない。ユーイが引っ掻き回すからってのもあるけど、αの攻めはもひとつはっきりしない。すれ違いもわざとらしすぎる感じで感情移入しにくかった。

王道です。途中あまりのすれ違いにハラハラしましたが、さらっと書かれていて。もっとねっとり描いてもらってもよかったかな？

絵師買いでしたが、両片思いのじれじれに『昼ドラ？！』と思いながら読み進め、ラストにほっこりしました。主人公カプも脇カプも幸せで良かったです。

オメガバース設定の王道すれ違いBLです。両思いだと思ってた攻めαが別の受けΩを噛んだかも、、なんて想像しただけで泣けます。でもなんだかんだ最後はハッピーエンドなので安心して見てください。

幸せになるまでの、すれ違いが辛いです。結婚後の二人の話を、もっと読みたかったです。