レビュー一覧

文句なくバレエ漫画の最高作品の一つです。姉を失った主人公が哀しみを乗り越えて、ローザンヌ国際コンクールに出場するお話。踊る才能は天才でなくとも、振り付けという新たな挑戦をする六花ちゃん。一部が余りにも悲しかったので続編をつくってくれて嬉しかったです。

第3部ないの？って感じそれぞれが収まって終わり良かったですが空美ちゃんの今までの過去で何でローラになったかとか気になる

バレエ漫画の傑作中の傑作。電子書籍化されて本当に嬉しいです！もちろん第一部から読んでますが、2部のほうが気持ち的には楽に読めますがそれでも山あり谷ありのストーリーにハラハラさせられます。主人公ユキのさらなる成長が見られてうれしいです。そして第一部で行方不明になった彼女がまた来たか、と思わせられる展開にもドキドキしました。ファンタジーではないリアルなバレエ漫画を探している方、というかバレエ漫画ファンにとっては必修科目の作品です。そして、絵の表現力がさすがの山岸先生です。バレエの独特の動作の表現がかなり正確でこの先生より上手く描かれる作家を私は知らないです。バレエの解剖学を知り尽くした感じの描写に頭が上がりません！！素晴らしい作品、の一言です。

大好きなので山岸さんですが第二部は空港や飛行機内のシーンが長く、空美ちゃん＝ローラ説は途中何があったか謎のまま。作者の取材観光気分がそのまま漫画になったように機内のパンや現地のチョコの買い方、同じ役を踊るダンサー達など不要な場面が多いです。絵も昔に比べたら手抜きで残念。それでも風邪のシーンなど面白い、流石です。

連載時は2部は細々したトラブルやバーレッスンが多くややダラダラに感じていましたが通して読むとなかなか良いですね。まあなんといっても一部ではちゃんと踊る機会が少なかった「彼女」がガッツリ踊ってるのを存分に読めたのが一番です。

完結してますが、第3部も描いてほしいです！！その後の六花ちゃん、ローラの話が気になります！

とても面白かったです。バレエの色んな面を知れてよかった。

バレエダンサーを目指す少女たちの姿がリアル。今までよんだ作品では踊ることに最も主眼が置かれていました。が、これは振り付けも大きなテーマになっていてそこも興味深く読みました。

ローザンヌ国際に挑戦する六花ちゃんのお話。バレエコンクールのドキュメンタリー番組などで才能がありながら若いが故の脆さを見せつけられる事があります。この第二部はそんな風な六花にハラハラしながら読んでいます。まだ途中なので星4で。

六花ちゃん、空美ちゃんの成長とその後が描かれていて良かった。弱々しかった六花ちゃんが才能を開花させてたくましくなっていく様子が見られて嬉しかった。