レビュー一覧

全体的に暗いお話でした。ヒロインの表情が常にもの悲しげです。ヒロインは自分とヒーローとの関係をすぐにヒーローに言うべきだったと思います。

ほぼ全般にわたり暗く重い空気のまま話が進みます。以前より秘密を抱え謎めいていた彼だったのでヒロインが最後まで彼を　信じきれないのも理解できます。

いきなり車が襲撃されて事故に遭ったはじまりから、8カ月後に愛する人が記憶を失くして帰って来て~ヒーローと一緒に謎解きをしながら読みました！

なんだか，現実味がさっぱりない話だった。

年の瀬のHQがサスペンスでした。内容が内容だけにずっと物悲しい表情の2人のストーリーで、過去の職業柄未来も少し不安が残る感じです。

ヒーローはヒロインに内緒で諜報員の協力者をしていたんですね。そのことが原因で狙われ事故に会い記憶を失くしてしまったと。それを知らなかったヒロインは誰かの送った別れの手紙を信じ一人ヒーローの子供を産んでいました。そんなヒロインの元に突然現れたヒーロー。でもヒロインの事は分かりません。そしてヒーローに付き纏う自称婚約者。こいつが曲者でした。結局正体はターゲットの身内だったと。その事件はどうなったんだろう。

まとまっていて、読みやすかったです。ヒーローの素性が意外でした。

うーーん。結構、突拍子もない話というか展開というか…。可もなく不可もなく…という感想です。