レビュー一覧

シリーズ3作目で、今回はクリスマス物です。コミック版の内容ですが、基本ストーリーは原作とそれほど違いはありませんが、原作では冒頭友人である前作ヒーローに招かれた今作ヒーローが「ローラ」に気付くエピソードから始まっていたのですが、コミック版はその話は後半の方で軽く済ませていて、冒頭には10年前の二人の関係が破綻する直前の、二人にとって一番幸せだった頃のエピソードが入れられています。原作にあった今作ヒロインの「アレックス・ダヴェンポート」の名前の由来(ミドルネームと祖母の旧姓)や、ヒーロー姉がかつて父親のDVから弟をかばい続けていたエピソード(ヒーローが姉を恨む気になれないのはそのため)がカットされているのが残念でしたが、そこを差し引いても高山先生が描かれたヒーロー姪二人は可愛かったし、1作目、2作目に続いて後半仲間3人が支えて助言する所、特に今作はかつてアレックスから助言を受けたハリエットとエミリアが助言をアレックスに返してやる場面が良かったです。残るはアンバーがヒロインの『ラプンツェルと小さな天使』ですが、楽しみに待っています。しかしこのシリーズ、1作目ヒロインのハリエット以外は凄いお嬢様ばかりですよね。

シリーズものの３作目です。うーん、なんだかなあ。この作品のヒーローがダメ。他2作のヒーローが良かっただけにダメっぷりが際立ちます。ヒーロー姉は犯罪者でしょう？勝手にひとのセミヌード写真を投稿するなんて。なのに肉親だから？ヒーローは姉を庇ってか、ヒロインへ真実をわかった時点では話さない。ちゃんとした謝罪もなしですか。それでもって未練たらたらで、騙して仕事に越させる。ダメダメ。ヒロインは10年で強くなったけれど、もっとヒーローに懺悔させないともったいない。信じてくれるくれない、は、よくあるハーレクインものですが、いつも思うのは「それって話せばわかることでしょ？」です。説明が足りない、思い込みで悲劇ぶる。まあハーレクインの架空の世界ですから、それもありですし、そうでなければ盛り上がらないのですが…にしてもダメヒーロー。姪っ子とヒロインに星一つずつです。

姉も、姉の罪をうやむやするヒーローも許せない。僕じゃなくて姉がやったんだ、で、すぐに疑ってごめんなさい、とはならない。1人の人間の人生を壊しておいて、もう一度やり直したいなんて言えるヒーローはヒーローではない。この漫画家さんが大好きだけど、この話だけは好きになれない。原作が気に入らないだけなのですが、残念…あと、ヒロインのアゴ？骨格？がたまにちょっとゴツいな、と思いました。

シリーズもの第三段。ドキドキ感は低めの大人な復活愛ストーリーです。ヒーローの横顔ショットが良いわぁ。

いくら若かったとはいえ売り言葉に買い言葉で、取り返しのつかないことを言ったヒーロー。自分の携帯にあった写真が流出したんだから疑われて当然です。憎まれていると分かりながら挑発的な態度を取るとか傲慢さを感じます。

ひどい大人のせいでつらくて悲しい時期を過ごしたがヒロインを想うヒーローの気持ちで一緒になれて良かった。姪っ子が可愛い。

ヒロインの様に強く自分を律して変えて頑張れる女性はなかなか居ないです。素晴らしい生き方です。作者さんらしい作品になっていましたが、どうしてもヒーロー自身やお姉さんの取った行動が許せなくて☆3になりました。

シリーズ第3段。真面目で堅物っぽいアレックスにこんな過去があったとはびっくり。前作までのヒロインたちも出て同窓会な雰囲気です。最後は「え？ここで終わるの？」と肩透かしを食らう感じでアッサリ突然終わったので少し物足りないかな…でも初恋純愛物語で可愛いカップルだったから、ほっこりさせてもらえたのが良かったです。

シリーズ3作目ですね。ヒロインに仕事を依頼したヒーローですが、これじゃ騙し討ちでしょ。ヒーローに酷い仕打ちをされたと思ってたら犯人は姉だったんですね。でもだからって。子供たちをだしにしたりとあんまり好きじゃないです。

4作のうちの第3作がこちらでした。順番間違えて読みましたが面白かったです。ラストはもう少し先までのお話をみたいです。