レビュー一覧

タイトルに惹かれますね〜。どんな重い旅になるかと期待しましたが、思ったより中身が軽かった。先者様の作品、決して嫌いではないんですが今回はタイトル負けしてるな、と感じました。自殺も遺骨も強めのワードなのに、要素だけをポンポンと置かれて繋がりが無いストーリーに思えます。思えば、1話の漣の身勝手に思えるセリフに違和感を覚え、キャラの魅力が失せてしまったのが残念です。

ずっと気になってたので即、ポチリました。2人の救済と３人の恋路のお話・・その通りでしたね。弟、友人ともに兄が亡くなったのは自分のせいと思っていたから・・骨を盗もうとするのはいいことではないけど・・そこから始まる物語でした。ただ、最後まで読んでみると兄の死は自殺ではなく事故だったのでは？と思えてきました。３人の恋路のお話なので必然的にここにいない兄はハッピーエンドとはいかないけど、ちゃんと伝わったと思うので、残った２人は幸せになってほしいですね。切ないエピが多かったけど、最後にちょっと救われたと思います。

サンプルを読んで、時生と漣が旅路を通して、大切な人の死をどう受け止めるのか、2人の関係がどう変化するのか気になり購入。読み終えて、2人が一緒に前を向いて生きて行こうとするのを嬉しく思う反面、漣と旅行をする直前になぜ死んでしまったのかというのがなんともモヤモヤする。けれど、死人には口なし。生きて一緒に旅行に行っていたら、どんな未来になったのかと考えると切ない。時生と漣は旅行から5年後に結ばれ、エッチはさらっと6ページくらい。後日談の2人で旅行に行ったシーンで終わり、どうか幸せにと願うばかり。

久々に作者さんの作品を読みました。元の想いも含めて、大どんでん返しみたいこともなく、静かな時間が流れつつ、お互いの想いが交叉する描き方は、やっぱりさすがだと思いました。でも全て読み終わった後、元には生きててほしかったし、生きられたんじゃないかなって思うと、何となく死の真相がブレるというか掠れてしまう感覚がわいてきてしまい、その後の2人への期待値も下がってしまいました。もう少し衝撃的な何かがあっても良かった気がしました。

暗いお話なのですが、絵が上品できれいなせいか、どろどろしたものにはなってなかったです。どちらかと言えば爽やかかも。

う〜ん…。ちょっと消化不良な感じです。結局なんで元は自殺したんでしょうか？どうもスッキリしない作品でした。評価下げてすみません。

ストーリー展開は良かったのですが、「今度は好きな人と来ます」とまで書いた元がその前に自殺したのがちょっと腑に落ちませんでした。初めて会った人と一緒に旅行して2ー3日でその人に恋してたって気がつくのもちょっと駆け足でした。

この作者さんのお話、好きなんですよね…。何というか、哀しくて痛いの。こころが痛い話なんだけれども、救いがあって愛があるのが、深く心にきます。男子の身体や表情も好みで、ふとしたコマに色気があって、よりご満足…。

3.8位。心に傷を負った２人が一緒に居て傷を舐めあう気持ちになってしまうのもわからなくはないのですが、そこから少しずつ惹かれ始めて…ならともかく、旅中に早くも時生が好きだ！となるのは流石にちょっと無理があるかと…。でも興味深い設定でなかなか面白かったです。

なんと言っても作者様の『‪×ゲーム』が大好きで、その後の作品も拝見させていただいてるのですが、、だんだん毒気やパンチが弱くなってきているように感じます。攻めが受けを好きになる理由がいまいちつかみにくく、攻めが告白してから、5年の間の二人の姿や思いも想像しにくかったです。