ジーザス!!重い、重いよ。。。ビタースイートだよ。。。!好きだから、大好きだから、相手への察して欲しい期待から、それが満たされないと憎さ100倍になっちゃって取り返しがつかないことを言ってしまう。ただ落ち込みつつも、仕事や日々の生活があるとどうでもいいと諦念が出たりと、身に覚えのある感情のジェットコースターに乗せられ、ハラハラしながら着地した地点は予想できない場所だったけど、二人がin the middleで納得できる場所だった。「脳を乗っ取って一生俺とだけ暮らすって言わせたい」ってコールの人となりがよく現れたすごくいいセリフだし、分かるよ、コール涙 となりました。でも、二人だけの世界フェーズのその後には、根本的な違いを絶え間ない議論をしてすり合わせるフェーズが来るという、一般的なBLの結末のその先の先へ、を見せてもらった気分です。あのアレックス・ロドリゲスが胸が苦しいって言ってしまうところで切なくて一緒に泣きました。恋のその先は越えられない違いに後ろから殴りたくなったり、苦しい涙が出るんだなぁ。。。だがその一方で、3巻が一番笑えた気もします。あの格好でドライブスルー爆買いとか、パイプカットを無理矢理したときの量刑調べるとか、コールの行動が冴えすぎで吹き出しました。そして、この修羅場の連続のあちこちにすごいエロを差し込んできたり。。。もう次々現れる感情にどうしていいかわからないまま読み終わっちゃったので、1-3巻何度か冷静に読みにまた行ってきます!
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この作品読んでると、人付き合いって本当に難しいな〜と思います。今作も二人は別れてますが、今回はこの先二人は(特にアレックス)本当に大丈夫か?と疑ってしまいそうになる。子供を持つ事に疑いのないアレックス。自分の子供なんて死んでも欲しくないコール。二人の価値観の違いは決定的に思えるんですが、それでも離れられないってちょっと過酷かも。でも、今回はさすがにアレックスにちょっと同情しました。いや、コールの気持ちも分からんでもないですがね。この二人はどちらも自己中で相手に譲る事を苦手としつつも、なんやかんやで上手くやっていくんでしょう。さて、今回オマケ目当てでお高い方を選んだのですが、結果失敗したと思ってます。てっきり読み切りかと思いきや、50Pもある内容は特典ペーパーの特集、これまでのカラーイラスト、インタビューのみで、書き下ろしは一切ありませんでした。もうちょっと特典内容を詳しく記載して欲しかった。なので、★1マイナスです。