レビュー一覧

あの物語の裏に、こんな設定があったとは・・・誰かこの漫画を実写化しないかねえ。

北斗の拳の別方向でのスピンオフ。特殊なリメイクと言っていい。随所にギャグ・パロディが入りつつ北斗の拳がリバイバルされていく不思議な感覚に陥る。こういうリメイクスピンオフはなかったなと思う。面白い。

それにしてもあの法も何もあったもんじゃない世界が、全員役者さんやプロレスラー等といった設定をよく思い付いたもの。いかにもザコのモヒカンキャラが役を離れたら話しやすそうな人たちというギャップも凄い。

全部読んだ訳では無いが。ジャギ編がめちゃくちゃ良かった。何気に原作……もとい「漫画版」をしっかりリスペクトしていて。ドラマ本編の描写が漫画とほぼ同じ構図だったり。そんな小ネタがまた面白い。これマジで実写ドラマ化して欲しいレベル。最高♪

腹筋痛いぐらい面白い。これ実写映画化出来ないか？

信じられないおもしろさ！子どもの頃を特撮やSF、ホラー映画で育った者として、むかしはSFX(特撮)の時代で(特に1980〜90年代)全部手作りだったっていうことのおもしろさ、頭のおかしな監督(エクソシストのウィリアム・フリードキン等)や俳優の妙が相まって作品の「ヤバさ」を何段階もあげてしまう異様さ！その空気感を見事に再現できていると思います。今の映画はCGだからできる表現はむかしより増えているけど逆に型にハマっているようで、つまらなくはないけど「あ、ここもCGね」という感じで落ち着いて観れてしまう。この漫画を読むにあたっては「北斗の拳マニア」である必要はない。一応、北斗の拳がどんな漫画で何巻か読んだことはあるよ、ぐらいじゃないとおもしろさはわからないのも事実だが。寧ろ「むかしって勢いで動いてたしそれが当たり前だったよね」っていうのをおもしろがって懐かしむ漫画だと思う。漫画内視聴者の反応もすごく好き。世紀末のドラマをよりリアルに撮るには1回、実際にこの世を世紀末にする必要があるだろ！っていう純粋な動機で世界を核の炎に包みそうな勢いがこの漫画にはある！

「もし『北斗の拳』が実写ドラマ化されたら」という発想が面白いだけでなくどのようにして原作へと近づけていくのかといった工夫や苦労が垣間見える所も面白いです！

面白い。ちょっと昭和風味で、細かいところまで丁寧に描写しているのがイイ。他の外伝と違って、ただふざけているんじゃなくて、真面目でありながら笑えるのがイイ。数々の名シーンの裏側が実はこんなだった…なんて想像するのが楽しいです。

ドラマだったら、という設定が斬新でとても面白かったです。

まず北斗の拳を読まないと、このパロディの面白さがいまいち伝わらないかも。