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北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝
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2024-03-03
信じられないおもしろさ！子どもの頃を特撮やSF、ホラー映画で育った者として、むかしはSFX(特撮)の時代で(特に1980〜90年代)全部手作りだったっていうことのおもしろさ、頭のおかしな監督(エクソシストのウィリアム・フリードキン等)や俳優の妙が相まって作品の「ヤバさ」を何段階もあげてしまう異様さ！その空気感を見事に再現できていると思います。今の映画はCGだからできる表現はむかしより増えているけど逆に型にハマっているようで、つまらなくはないけど「あ、ここもCGね」という感じで落ち着いて観れてしまう。この漫画を読むにあたっては「北斗の拳マニア」である必要はない。一応、北斗の拳がどんな漫画で何巻か読んだことはあるよ、ぐらいじゃないとおもしろさはわからないのも事実だが。寧ろ「むかしって勢いで動いてたしそれが当たり前だったよね」っていうのをおもしろがって懐かしむ漫画だと思う。漫画内視聴者の反応もすごく好き。世紀末のドラマをよりリアルに撮るには1回、実際にこの世を世紀末にする必要があるだろ！っていう純粋な動機で世界を核の炎に包みそうな勢いがこの漫画にはある！
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あの物語の裏に、こんな設定があったとは・・・誰かこの漫画を実写化しないかねえ。