レビュー一覧

作者様買いです。俺様忍頭領×不憫美少年で、お話の軸も大正デモクラシーと絡めた政治抗争、後半の戦闘シーン含めて大変面白かったです。異能力？を使う際の描写はとても幻想的で素敵でした。ただ、申し訳ないのですが、「心から愛した元カレがいる」&「ずっと関係を持ち続けている初体験相手な幼馴染がいる」が地雷でした。。同じく地雷の方は注意してください。

作者さん+絵師さん買い。花嫁ものは最初から結末は想像つくし、途中で苦手なやつが出てくるのは分かっていたのだけれど、忍者ものが大好きなのでポチってみたら、さすがの筆力でグイグイ読んでしまいました。時代設定が江戸ではなく大正というところ、忍者の能力が日々の修行だけではなく、先天的後天的な能力も加わってるところが新しいです。攻めの虎目がカッコいいし、甲賀のくノ一達も素敵だし、忍犬に忍鼠と可愛い脇キャラも良かった! 忍者ものでは作者さんの『つる草の封淫』が大好きなのだけど、あの独特の雰囲気ある暗さとは対照的なエンタメ風の作品で楽しかったです。

面白かった！大正ロマンに忍びに触手(髪だけど)そして幼気な少年、挿絵の妖しげな雰囲気。盛りだくさんなのに、ちゃんと情景浮かびます。受けが不憫で健気、攻めは最初嫌なやつかと思ったら結構一途な俺様だった。くのいちのお姉様方の華やかさも有りで、コミカライズでも楽しそう。

一途な純愛が好物なのでこれはお話の大事なところが残念。

攻めが受けをどこの段階で好きになったのかがわからなかったです。想い人がいたのですが、受けのことを選んで大事にしてくれますが、個人的にはもっと大事にしてほしかったです。

ワン子が要所要所で活躍するところは癒やされますね。そして設定の所々で、ん？コレってどうなの…と首を傾げるものの、気にしたら負けデス。全力で大正ロマンの忍び達を応援します。

作者さま買いです。受け君が若くて純粋で、でもあざといとか女子っぽくなくて良かったです。ワンコも大活躍で可愛い。作者さまにしてはあまり重苦しいストーリーではないので気軽に読み返し出来そうです。攻めはスパダリなんだけど、最後まで名前が好きになれなかったかも。

いろんな要素がてんこ盛り（作者さん曰くわんこ盛り）で目まぐるしくさえあるのですが、エンターテインメントとしては十分だと思います。画家さんの方は相変わらずお色気ダダ漏れでステキ（笑）

表紙買いです。でもお話も切なよかった。エッチに地雷のある方はレビューをおさらいされてからどうぞ。自分は物語のスパイスとして美味しく読ませていただきました。

時代もよかったですが、触手？！が最高すぎました。痛々しい場面もありますが、山あり谷ありですごく楽しめました。