レビュー一覧

偽名を使って別人になってバンドボーイとして休暇の間を楽しんでいた　そんな時大学生のリジーと出会い過ごした昨年のクリスマス　今年もリジーに会おうと思ったがリジーは赤ん坊を出産していた　彼の子です　二人が愛を確認して信頼を得るまで　イライラ　ドキドキです

あー！カルメラと一緒に大粒の涙を流しちゃった！なんて薄幸なヒロイン！いつも親が親しい金持ちの友人を優先するのですっかり金持ちなんてろくでもないと心を閉ざしています。ヒーローの仕打ちも拍車をかけました。娘がいると分かっても日陰もののままにしようとしている。ところが最後大逆転、最後のところでヒロインと号泣でした。お勧めです！！

ノーランがお金持ちとわかってからのリジーの不安が手に取るようにわかりました。ノーランはノーランでリジーとステラの為に一生懸命なのですがノーランの『ニューオリンズの家族が1番』と考えていることに疑問を感じでした。ただ‥リジーとノーランがお互いを思いやり・大切に思っている癒される作品でした。

まさに題名通りのお話です。自分の富豪一族としての生活やそこで負っている責任を重要なものとみなしているヒーローの傲慢さが少し、鼻につきました（ヒーローの提案は、その傲慢さの最たるものだと思いますが、強引に自分の思い通りにしようとする形ではないので、わかりにくいものですが）。おそらくヒーローは自分が傲慢だなどとは思っていないことでしょう。それでも不思議と不快感を感じないのは、一歩間違えれば、不遜で傲慢極まりない提案なのですが、そこにヒーローの迷いやヒロインに対する思いやりが見え隠れするからでしょうか。HQの妊娠=結婚というパターンには、いつも「愛がないのに、なぜ受け入れる？」と思っていたのですが、こういう提案もあまり快いものではないなと思いました。でもこのヒーロー、家族がいなかったらヒロインとの関係をどうしたんだろう？と、ちょっと不安に感じたので、☆を一つ減らしました。