レビュー一覧

懐かしく読ませていただきました。昔は単行本を本棚に並べていましたが、今はネットで読めることに感謝です。あらすじは解っていますがノンナを見てまた泣きたいと思います。

連載時から読んでて、何度も何度も読み返しました。あり得ないような設定もありますが、面白さはかわらないです。

流石に絵柄の古さは否めないけれど、子供の頃に一度読んだだけというのに、４０年以上経っても記憶に残っていて、再購入してしまいました。ただのサクセスストーリーではなく、早すぎるうちにアーティストとしての人生最高のパートナーに出会ってしまった後の葛藤まで描かれていて深い。

山岸先生の作品は全部好きで出版時に購入しているものもあります。比べてわかるのですが全作品にデジタル画像の一部がぼやけているページがありますね。スタッフか業者さんがスキャンしているのかもしれませんが、おしいです。印刷を持っていない他の方にも良い画質でみせてあげたいので。（作品自体は良いものばかりです）

山岸涼子先生の若い時の勢いあるネタ。五指に入るバレエ漫画の金字塔。

私にとって、こちらは青春のバイブルです。教師＆教え子、年齢差、職場恋愛、どれをとっても愛おしい。さらに山岸先生の専門的な解説付きとあれば、幾年経っても色あせず読むことができます。旧ソ連の時代考証や職業バレリーナの扱いなど、当時の社会世情を知る上でも為になります。

才能はあるが度胸は無いヒロイン・ノンナをあの手この手で一流バレリーナに成長させる物語。すぐに逃げ出すノンナとミロノフ先生の追いかけっこだ。ベルギーへの亡命とか賞が名誉とかが旧ソ連っぽい雰囲気。プロポーズを本人より友人に先に喋ってしまうミロノフ先生の自信たるや。しかも「いつ結婚するんだ?」「帰国したらすぐ」などと、まるで買い物にでも行くかのような軽さ。陰で聞いてしまったノンナの動揺ぶりに当時の「恋愛もの」の雰囲気が色濃く出ている。(現在なら「何いってんのよバカ」となる流れ)結婚後の後日談も読みたかったなぁ。

星をいくつつけても足りない大大好きな漫画。バレエを習っていた友達はバイブルだと言っていました。何度読み返したことか。

中学生の頃、叔母から借りて見ていたのですが全巻持ってなくてこちらで見ました！やっぱり面白かったです。

「懐かしい」としか言いようがありません。本格派バレエ漫画の元祖です。まさか、電子書籍で読む時代が来るとは……。