レビュー一覧

うーん。命を持つ名持ちやただの物であるナナシ、擬人化と音楽の融合の独創的な世界観はよかったんです。でもこれエロがめちゃくちゃ邪魔になっていると個人的には感じてしまう。いやー「ちゅっちゅいちゃいちゃ」解決策…というエロのための設定のようなものにはまず萌えないのよなぁ。たしかにエロばかりというわけではないけれども、そのエロが一番まずいところで登場するって残念すぎる。安易にエロ突入しないで思いっきり切ない系か深みあるファンタジー寄りであれば感じるものがあるかもしれないのになぁ。好みの問題かとは思いますが。

元々作者さんの二次創作が好きでTwitterをフォローしてましたが今回単行本を発売されるとのことで購入しました。耽美な絵柄で音の表現や肉体が楽器に変わる様がとても美しく惹き込まれます。ストーリーは少し強引なところもありましたが面白かったです。1冊に纏めないといけないので仕方が無いのかも。マイペースで美人系のバイオリンと真面目で少し頑固な主人公でどちらが受け攻めなのか最初分からなかったんですが、作者の好み的に主人公が受けなのかなと思ったら正解でした。段々絆されてバイオリンを受け入れるようになるのが可愛かったですね…。それから、本になっても作風が変わらないままで平穏の中に突如ぶっ込まれるクセ強めのギャグがめちゃくちゃ楽しいです。最後の方はシリアスだと思ったのにド級のギャグをぶち込まれて感情がぐちゃぐちゃになりました。こんな気持ちにされたのは初めてですよ…

馴染み薄な擬人化もサンプルで設定は飲み込めたし、バイオリン化する時の画に惹かれて読んでみたけれど…付喪神やアニミズムなんかとはやっぱり根本的に違うのかなぁ。擬人化はともかくお話としては、大切だからこそ名を与え、愛すればこそ喪失(破損)に打ちのめされ、関わることを避けてしまう…悲哀からの回復と再生がテーマのはず。なのに琴線に触れないというのは、世界観の裏付けが弱いのか、内容からして浅いのか…女装の理屈? 彼らはどこに向かってるんだ? エロで問題解決しないで、音楽的な苦悩や心情を丁寧に描いて欲しかった。ドラマティック音楽BLとは??

レビューの少なさにビックリし、思わず書きました。面白かったですよ！切なさと笑いと脱力感が入り混じっていて、新感覚でした。シリアスムードがシリアスになりすぎない。上手に息抜きが入りながら最後まで一気に読みました。個人的にお気に入りのシーンは、二人が初めてエッチする直前の脱衣場の場面。デカいコマでなんちゅー格好！と吹きました(笑)ちょっと劇画タッチなのも新感覚。でも人体の描き方がむっちゃ上手くて、そこも良かったです！

名前のあるモノは生き物の形をとる、という珍しい設定のお話でした。主人公の冒頭のかたくなさかげんから受け入れるまでが少しあっさりしてたのですが、じゃないとBL始まらないから仕方ない。少しギャップがあった。ラストの名付けの種明かしはとてもよかったと思う。絵はすごくうまいように感じるけど、人間はイマイチ。はやりの絵柄ではないですね。異形頭とか好きな方は萌えられるかも。えっち成分はほんとにオマケ。

好みが分かれる作品だとは思いますが、私にとっては最高傑作です。楽器に命が宿って、半分楽器、半分生き物になるシーンは、美しくもおどろおどろしくてエロティックでした。

めちゃくちゃ良かったです。絵もめちゃくちゃ綺麗でストーリーも素敵。ヴァイオリンの攻め彼があまりにも、可愛くて健気でほんとにすごくよかったです。キャラが本当にしっかりしてるし演奏の時の迫力も絵に描かれていて良かったです。結構切ない所もあったけど、しっかりハピエンで良かったです。もっとラブラブな二人を見たいなあと思いました。！

ふぁ～面白かった。物に名前を付けると生き物になる世界。設定すっごく面白い！！お話のテンポも丁度よく、ちゃんと味わいながら読めました。絵もお上手で、えっちぃシーンもちゃんとあり、大満足♪主人公のネーミングセンスもさ・い・こ・う（笑）しっかりした世界観と魅力ある登場人物達に、涙と笑いとほっこりと性癖（！？）を刺激される、ハートウォーミングな物語。うめーち先生、ウキウキワクワクドキドキをありがとー！！！

とても不思議な設定で面白い！サイケデリックな絵が異色のファンタジーに似合ってる。

とても甘いファンタジーでした。物に名前を付けると人や動物になれるなんて、不思議な設定でしたが、変身するさまがとても幻想的で、絵もとてもきれいです。楽器を弾くさまがとても美しい。とても好きな作品です。レビュー、少ないですね、なんででしょう。素敵なお話だったので、たくさんの人に読んでもらいたいです。