レビュー一覧

ヒーローは最初は強引で傲慢な王かと思ったけど、優しい王でした。ヒロインは、いきなりのありえない状況下で、ちょっと話についていけなかった。ありがちな、実は行方不明だった小国の王女。、その後も、それほどの盛り上がりもなくって感じが残念だった。

わーぉ、サンプルから想像していたストーリー展開を超えた、「そう来たか！」的な結構大掛かりな展開が待っていました。　なので、130ページに収めるにはキチキチだったかな？と｡ でも、藤本さんの美しい人物、しかも初シーク！！！　それを眺めるだけでも借りた甲斐があります。星を一つ引かせていただいたのは、ヒロインや医師その他の言葉使いが所々ちゃんとした敬語になっておらず、読んでいて凄く気になったからです。　こういうの、担当編集者とか校正しないんでしょうかねぇ……折角の美しいシークと美しい妃のシンデレラストーリーだったのになぁ。

以前浅見侑先生がコミック化された『授かったのは、王家の秘密』(タラ・パミー作　シリーズ1作目)と『獅子王は惜しみなく奪う』(ダニー・コリンズ作　シリーズ3作目)の関連作で、シリーズ2作目です。このシリーズはどういう訳か原作の紹介文で前作までの関連作が紹介されているだけで、リンクも何もないんですよね。話自体が続き物で、前後の作品を読まないと話が解り辛い上に、各作品の作者が違うのに、何でこんな不親切仕様にするんですかね?　それはさておき、今作の内容ですが、一言で言えばまあ、終始あり得ないエピソードのオンパレードで、読んでいて途中から突っ込んだら負けの様な気がしました(笑)。でも、今作ヒーローのズファールは、前作では感じが悪かったのですが、今作では一転してイケメンな中身を見せてくれましたし、前作主人公カップルのアミラとアディールとの話にも一応のけりは着いたし、全体的には良い話だと思います。ただコミック版は、ヒロインの国での謀反話はやり過ぎです。ただでさえページ数に限りがあるんだし、そんな無理やりなオリジナル話は入れなくて良かったと思うのですが。なお、ズファールの弟マラクはシリーズ最終作『放蕩王の無情な妃選び』(ケイトリン・クルーズ作)ではヒーローを務めています。

サンプルを読んで面白そうと期待して読んだのですが、ヒロインの出自が分かって、これまでとは別の生き方を選択する過程が駆け足過ぎ。ページ数の都合だとは思うのですが、かなり唐突な印象を受けました。優しくてカッコイイヒーローの王様に、後半もっと見せ場があれば盛り上がっただろうに……とちょっと残念でした。

サンプルで絵が綺麗だったので購入。砂漠での交通事故で、幼い女の子だけが生き残って助かると言うのは、ちと疑問でした。無事に保護され施設で育ち、城に仕えるメイドとして若き王子に身代わり妻として仕立てられても、気品とか美しさとか持って生まれた出自は滲み出て誤魔化せないんですねー。隣国の王女だったなんてドヒャーな展開でしたが、最後は皆さん幸せなハッピーエンドで何よりでした。

好きな漫画家先生の作品なんですが、う〜ん。かなりあちこち端折ったんでしょうね。もっとページ数があったらと思いました。

素敵な話でした。面白かったです。最後の方で国同士の事で2人が駄目になるのではと思っていたが、ハッピーエンドになって良かったです。

砂漠の国のシンデレラストーリーですね。王であるヒーローが人間的にも優れていました。

王様に愛されて、自国にも帰れたので良かったと思います。

タイトルと表紙の絵があまり好みではなくて読んでませんでしたが、読んで良かったです♪とても良いお話しでした。良い意味でHQらしいのですがそこに甘んじずワクワクハラハラさせちゃう先生の技量に拍手です。(偉そうにすみません)ヒーローは強く優しく美しく。ヒロインは美しいのですが次第に強さも加わっていく過程が丁寧に描かれています。文句なく星５つです♪