レビュー一覧

期待して読んだけど、今回はちょっと残念。正確には星2.5くらいかなぁ。設定もなんか浅かったかなあ。わざわざファンタジーにしなくても良かったのに。それより何より二人(特に受け)の台詞にリアル感が無さすぎ。こんなくどい会話を人は普段するものだろうか？現実感のないくどい長い会話にもう途中から嫌になってしまいました。

頭使わない普通の恋愛が読みたいと思い購入。よかった。が、途中からぶっ飛んだ。えー・・・とりあえず中断。ほんとだファンタジーに分類されている、と確認し戸惑いつつ読みました。うーむ、普通の再会愛でヨカタカナ？シリーズにナルノカナ？

作者さんの氷泥のユキが好きで、SF的な感じをどう書かれているのか、気になって購入。芯のある唯愛と情深くなっていく学が、曖昧になりがちな愛の在り方や意志を言葉として自分たちに取り込んでいく様が素敵だと思います。10年の歳月がそうさせてしまうのかもしれませんが、学の将来、能力などに対して唯愛が悲観したり寂寥を募らせ云々が繰り返されるのは、うんざりした。その割に待宵の指輪に関しては流されていて、比重の置き方が合わなかった。学が唯愛に宛てた手紙の高校生の時の学の考えてた事がとても可愛らしかった。手紙が尻切れトンボな感じがしましたが、付き合い出してからの想いは、しつこい程の前述でわかってる程なのかなぁ、と、とりました。読み返すか、と言われると、微妙です。ただ、レジンアートには興味がわきました。

とてもボリュームのある長編です。読み終えるのに、何日もかかりました。。。読み始めは、現実的な設定のお話だと思っていましたが、あれよあれよと新事実！からの、急展開、、、どうした？！どうした？！、なんて思いながら、読み進めました。読後すぐの今でも、何だか不思議なお話を読んだなぁ、と思っています。。。

「ソラ」と付いているので一瞬あのシリーズかと思ったのですが、画家さんも違うし別物でした。ドキッとしちゃいましたよ。相変わらずちょっとひねた角度からの切ないお話が得意な方です。ゆっくり読んだ方がいい作家さんですね。