レビュー一覧

いろいろ伏線があって、楽しいですが、その分、理屈がわかりにくいところも・・・

近年では、AIは現実的なものになりつつありますが、なかなかここまではまだまだ、もしくは不可能、だと思います。漫画ならではで、良いな、と思いました。

画がきれいで見とれる。AIアイドルは実現可能だろうけど、リアルでは逆に気持ち悪いのが不思議。いろいろ考えさせられる。

全体的に丁寧さがあって世界観も素敵だなと思いました。

絵は上手だけど、それだけ。主人公とマツモトの頭の中？でのやりとりが多すぎる。そして主人公の前髪がうざったい。

ここまで食にこだわる主人公はラノベでは見たことない。一見、平凡だけど強いなのに中身が残念。でも、そこがまた、いい！はまる。 こういう能力を使ってみたかったという能力。 ネット版もよんだけどマンガもおもしろい！

○オリジナルアニメ「Vivy −Fluorite Eye’s songー」のコミカライズ作品。内容としては、BEATLESS、イヴの時間、アイの歌声を聞かせて、等の作品の系譜にあたるＡＩとシンギュラリティをテーマにした作品というのが表層上の形。けれど、よくよく見ればＲＵＲに端を発するブレードランナーやターミネーター、地球爆破作戦(原題：Colossus: The Forbin Project) 、ｉＲｏｂｏｔ等の古典的な話のアレンジでしか無い。時間を遡って歴史改変という事を考えると、ターミネーターが最も近いと言えるだろう。○ストーリーとしては非常に扱いが難しい時間ネタを取り込んで居るのだが、其れが成功しているとは思われない。時間ネタは古典的なＳＦテーマであり、有名な理論物理学命題として親殺しのパラドックスというのがあって、これを或る意味愚直にコミカルに映像化したのがバックトゥザフューチャーだ。そしてこのパラドックスは、多元宇宙、パラレルワールドと絡んで色々と作品が作られている。人間の持つ「後悔」という業故か枚挙に暇がない数の作品が紡がれて居るが、なかなか難しいテーマであり、かなり前のＳＦマガジン誌上で、思考実験的な物で過去へ行って未来の改変は不可能という結論が出されている。そして、まあ、物語はそのセオリーに沿って人間ドラマが展開されていく。結局はＳＦの皮を被った人間ドラマと云うことになってる。○結末はアニメで結論が出ており、恐らく新鮮な気持ちでコミックが読めるのは、アニメを未鑑賞の人だろう。で、アニメを見た人間としては、其処に他の作品の影を見る。一つは実写版宇宙戦艦ヤマトのガミラスとイスカンダルの関係。マツモトなんかはテラホークス。そして原作版鉄腕アトムの最終話。特にアトムについてはオマージュかな？と思う描写が色々とある。若しくは余程魅力的なテーマとシチュエーションなんだろうなぁ。○あらが無いわけでは無く完成度が高いとは言えないが、お話としては非常に気に入っている。それでも評価が低いのは、アニメでは描ききれていない部分の補完とか、コミックならではの描写とかが欠けてる様に感じるため。

アニメを見てたけどマンガ版も良いですね。 絵がキレイでもちろんそれも高評価の理由だけど、ちょいちょい出てくるデフォルメされたヴィヴィの絵がかわいらしくて、それはマンガ版ならではの良さだと思いました。マンガ的な表現になるので、ＡＩらしからぬ と違和感を覚える人もいるかもしれませんが私は好きです。 マツモトの長台詞はコミカライズと相性が悪いかと思いましたが、アニメ版でのテンポを損なうことなくまとめられていて特にストレスなく読み進めることができました。 繰り返しにはなるけれどマンガ版も良かったです。アニメが好きだった人にはオススメします。

３巻まで読んだのですが、次々に解決しなければならない未来の問題が出されていくところが結構面白いです。問題を解決したけれど、未来が変わって次はどんなことが起こるのかドキドキします。

アニメを見てドハマリしました。とても良い作品だと思います。