レビュー一覧

『華麗なるシチリア』シリーズも今作で丁度半分が済みましたね。今後残り4作をそれぞれどの先生方が描かれるかは判りませんが、気長に待っています。さて、今作の内容ですが、私はアビー・グリーンのヒーローはヒロインへの態度が酷い奴が多いので、今一つ好きになれないのですが、今作ヒーロー、ジオは立場上そうも出来ないので、その種のイライラはなく、すっきり読めました。コミック版の話は基本原作とそうは違いませんでしたが、次作『億万長者と嘆きのメイド』のヒーロー、アンジェロの出番が全部カットされています。原作はコレッティ・カップでの2人の会話シーンが今作ではジオ視点で、次作ではアンジェロ視点で書かれていて、2人の性格と立場の違いが見えて面白かったのですが、コミック版はページの制約もあるし、原作と違いシリーズ物として描かれていないので、出番カットは仕方ないのでしょうね。ただ、5作目『鳥籠の妻』のヒロインがナイトクラブで酔っ払ってポールダンスを踊るきっかけになる話はp31でチラッと触れられています。あと、折原みと先生がコミック化された『砂漠の国にとらわれて』の主人公カップルが今作では「ナディム夫妻」名義で出ていますが、コミック版でも名前だけは言及されています。なお、ジオは『大富豪の無垢な人質』(羽生シオン先生がコミック化されています)でも原作ではヒーローの取引相手として言及されています。

最初からお互いに好き合っていたのに不幸な事故で隔たりが出来てしまって、ヒロインのヒーローへの誤解を解くのに時間が掛かって失われた時間がもったいないですね。

辛いですね、兄の死、兄の親友は愛する人、どうしてもわだかまりは消えない。死んだ人への愛が強いほどお互いに苦しくて。

2人とも真面目さゆえに遠回りをしたようだけど、その期間が必要だったに違いない。

絵も綺麗だしヒロインヒーローも素敵なんだけど、話が入ってこないです。マフィアのしがらみに興味なしです。

いい話だろうけど，途中めんどくさい感情が。

過去の不幸な出来事から、自分の気持ちに素直になれない２人。でもやっぱり自分の本心は無視できない。画風は粗い感じですが、逆にそれが２人の感情の揺れはよく表現されています。

ヒロインにムカつきます。ヒーローに怒りをぶつけてばかりです。兄が亡くなったのはヒーローのせいじゃないと分かっているのだろうけど、ヒーローを責めてばかり。そのくせヒーローが好きなのでしょう？ヒーローが可哀想でした。7年前の感情の整理が出来ていないならヒーローに会いに行くべきでは無いです。そこはストーリーなので仕方ないとは言え、ヒーローが自分の事を好きだという感情を利用しているとしか思えない。

他の人も書いてたけど話が全く頭に入って来ない。Gパンで頼み事に来るヒロイン、その次のヒーローアップが、部屋に現れた？と思ったらヒロインの回想？ヒロイン表情が驚いてるからてっきり…他作品も試し読みだけで疲れた。読者の立場に立って考える事をしない人だね。プロ漫画家の資格なし。

すみません、全部読んでませんが、途中で疲れました。わけわからない。