レビュー一覧

読み始めた瞬間、季節は夏なのに冬の寒空にハイビートな触れ太鼓の幻聴が聞こえ出し、子供の頃出会った北海のウルフ師匠が幻影で現れ思わず両手をついて耐えてしまいました。畳み込むような場面に、フローチェの相撲取りとしてのセンスが爆発、まるで‥脳内相撲中継で見える素晴らしい素早い取り組み！子供の頃に燃えていた相撲愛が再燃しちまいました。お話しは勧進帳ぽくってラジオの相撲中継のあとに流れてた浪曲の勧善懲悪　はぁどすこい

最初から最後までひたすら相撲してるお話でした(笑)王子との甘いエピソードとかほぼないし…清々しいまでの相撲オンリーで、ちょっと悪のりがすぎる感じのコメディーでした。相撲を知らない人が読んだら訳が分からないだろうなという相撲の技や用語が多いのでもうちょっと説明的なものがあったらよみやすいだろうなぁと思いました。1巻ってなってますけど、これでお話は綺麗に終わってる感じなので２巻なくてもいいんじゃないかなぁというくらいの面白さでした。相撲話でお腹いっぱいになったので(笑)