レビュー一覧

ちょっと変わったタイトル＋初読み作家さんで期待しながら読みましたが、美貌の魔術師が無骨で男らしい騎士に熱烈な片想いをしてそれが成就する…という話。魔術師セノーテの純情ぶりは可愛らしいのですが、ストーリーに山も谷もなく最後まで平坦なイメージです。セノーテがそこまでルトに惹かれたのも“声”の他に、自分の生い立ちや立場に関わるような強い理由があったら良かったな。（それこそ後日談SSにあるように「ルトだけが容姿や能力を含めた自分を、特別な目で見てこず気になってしまう」とか「魔術を使うと、彼の実直で嘘偽りのない心が輝いて見える」とか）セノーテの魔術師という設定も、自分の存在・優れた容姿を人目から隠す、Hの準備をする（笑）以外に披露されずにあまり生かされてない気がしました。前半の“セノーテがいつも強い視線でルトを睨んでいる“は「ああ、これは片想いだな」とすぐにわかるのですが、それならそうでもうちょっと二人のすれ違い（ルトが「俺はなぜだか嫌われてる」と思い込んでる）があっても良かったかも。団長という仲人が居てあっさり両想いになる過程に、誤解による切なさやセノーテが自分の想いを持て余すエピソード、ルトがセノーテの純粋さや可愛らしさに気付き恋情を育てていくような“恋愛の醍醐味”が見たかったです。

作者さん買いでRentaで発売になった通知をもらって　嬉しくて即買いしました。一途で　ハッピーエンドで　読んでほんわかにっこりできますよ。

とてもピュアで甘い素敵な恋のお話でした。ふわっと癒されるのですが、設定のわりに何も事件らしきものが起こらないのでストーリー重視の方には物足りないかと思うのでご注意ください。

既視感のあるお話ですが、セナートのピュアピュアさ、ルトの男らしさが、とても可愛らしいです。嫌な人、嫌な出来事がないので、ひたすらに甘く癒されます。

悪者は出てこない。すごく中身のある面白い話ではなかったが、なんだろうこの癒し感。安いし、なかなか楽しめたので甘めに★5つ。

特に地雷なく、可もなく不可もなく読めるお話です。ただ、攻めの声がよくて気になって、一生懸命稽古している姿に絆されて。だけだと絶世の美男子が惚れるのにちょっと弱いのと、攻めも受けの見た目に惚れてるのか？というくらい見た目の話ばかりで、もっと中身にも言及されるとよかったです。受けになぜか睨まれる攻めという展開も、もっと両片思いのすれ違い要素あればストーリーに起伏があったかな。ただ、文章は上手でスラスラ読めます。次回作が楽しみな作家さんです。

ほのぼのと可愛らしい２人の話でした。美人で無垢な魔術師の受が、本当に可愛らしいです。高嶺の花を手に入れた攻が、みんなに冷やかされる様子が想像されます。。。

もっと長くても良かった！騎士団と魔術師団に所属している設定ですが、基本攻と受だけで話が進んでいきます。親代わりの団長達が少しだけ。それも背中を押す訳でも邪魔する訳でもないです。それぞれの所属で愛されている2人なので、もっと事件が起きてもいいし、試練があってもいいかなぁと思いました。つまり、もっと長く読んでいたいということです。だってかわいい2人なんですもの！

大きな波乱もなくピュアで甘いストーリーが良かったです。さらっと読める作品だと思います。

クールビューティの受けが実はとてつもなくかわいい人で、受け攻めふたりのやりとりをニヤニヤ読み進めました。