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レビュー一覧

羅城恋月夜 【特典付き】

5点 4.7 397件
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  • 2021-07-09
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    『明烏夢恋唄』と舞台が同じスピンもの。前作CPとの絡みはありませんが、前提となっている設定も多いので、あちらから読んだ方がより楽しめると思います。翠蓮はちらっと登場していて、前作のフワッと部分(足抜けとか)も納得できました。「明烏」が暁で浄瑠璃だったのに対し、こちらは月夜で「羅城門」やら「土蜘蛛」やら能がモチーフ。片腕の茨木童子(シキ)と陰陽師の紺…ふたりの浅からぬ因縁を巡るストーリーです。鬼の頭領である酒呑童子も絡んでいて、元ネタを知っているのでより面白かった。小ネタかわゆし、褌シキかっこよし、割符使いも好し。かの想いは右手とともに…。ただ!シキ×紺としてはいい所で終わってる!そして続編へ…こうなったら「人と鬼」を丁寧に決着させてほしい。翠蓮たちのその後も知りたいな。

  • 2021-07-09
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    明烏夢恋唄と同じ遊郭・かすみ楼での話。そちら未読でも楽しめると思いますが、その主人公の烏天狗の翠蓮がちょっと出てくるので合わせて読んだ方が世界観を十分に楽しめると思います。作者さまがこの世界観ほんとに好きなんだろうな〜というのがよくわかります。鬼の茨木がとんでもなく美しいです。羅城門の場面が好きです。1000年も前に死んでいる恋敵(?)を想い続ける茨木に嫉妬していたのに、それが自分に見せたいと思っていた『羅城門』だったっていうところ。茨木と離れていた3年、迎えに来てからをもっと見たかったです。このかすみ楼の世界が今後も続くようなのでそちらも楽しみです。

  • 2021-07-09
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    まさかの続き物…!作家買いです。まとまるのを待って購入したのに、まさか続くとは…。明烏夢恋唄のスピンオフです。相変わらず絵がきれいで、表現力あります。今回は鬼と陰陽師のカプですが、とにかく中途半端なところで続いている(当たり前だけど)ので、続きが気になります…

  • 2021-09-25
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    前作「明烏…」は時間貸しでいいかなって思いましたが本作は買い!ですね。鬼モノはコレまでも何冊か読みましたが鬼の持つエロさや心を惑わすって所に焦点が当たるものが多い気がします。でもこの作品は鬼と陰陽師の相対する関係と能や歌舞伎の様な見せ場があって読み応えがありました。約束をしただけで甘いハピエンとは言えませんが続きを描いてくださるそうなので楽しみです。百鬼夜行絵巻に出てくる様な妖怪や付喪神が思いの外、可愛いです。特に瓦楽ちゃん。

  • 2021-07-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    前作は読まずに、こちらを読みました!!なんかもう涙がポロっと出てきて…。登場キャラも素敵なキャラばっかりで、絵も綺麗で読みやすかったです。続きがどうなるのか本当に楽しみで今からワクワクです!!!

  • 2024-07-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    妖怪側や陰陽師の話の充実感が素晴らしく、満足感は高いですが、受がどこまでも乙女思考な印象で、個人的にはその少女感が残念でした。最後の攻の敬語捨ては良かったです。

  • 2022-08-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    いや,もう画力もお話もすばらしい。話の世界にのめりこんでしまいました。アニメ化してほしいです。「明烏〜」は妖怪ものとしては自分の中では綺麗だな―ぐらいにしか思わなかったんですけれど,今作は作家さんの物の怪についての造詣の深さを見事にBLに落とし込む力量に感銘を受けました。茨木のゆる〜い鬼モード,鬼の形相からの鬼の目に泪など,メリハリ効いていて,ドキドキです。紺も一癖ありそうな眼付きで登場しましたが,可愛いオタクモードと,健気な頑張り屋モードといろんな表情が見れて楽しいです。エチ度は低いですけど,そんなものは話そのものの密度に比べればどうってことないです。ラストも,BLに毒された私には,こうくるのかーと意表を突かれた終わり方でした。この二人の続編があるのでしょうか。紺の口ぶりからすると,2人だけの世界ではなく,もっと広い世界の中で登場しそうです。こういう作品に出会えるから,BLやめられません。BLで知的好奇心をくすぐられ,教養として古今東西の歴史,文学,宗教,時事問題などほんといろんな知識を吸収させてもらえています。BLサイコー!

  • 2021-07-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    スピンオフ(前作キャラほぼでないけど)で作者様推し買いの方は楽しめる作品。ご都合主義多いかもしれません。前作それなりに楽しく山あり谷あり読ませて頂いたぶん、形だけの障害(陰陽師と鬼)設定、NTR風、因縁、全てが中途半端に感じてしまいなぜ互いに好きあったのか…

  • 2023-07-31
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    設定は凝って作ったんだろうなぁと感じる作品でした。恋愛ものとしては薄く、ストーリー重視と呼ぶには軽いです。特にすごい展開などは無いのでちょっと和風ファンタジーBL読みたいなあって時にどうぞ。続編があるそうなので、そのつもりで読んだほうがいいです。

  • 2021-11-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    お姉さま、大変。すごく面白いBLみつけちゃいました。すり減るほど読み返したわ。電子書籍がすり減るか、っていうのはおいておいて。ついでに今出ているこの作者さんの作品を全部読みました。全部いいけれど、特にこの作品に出てくる攻のシキが、よいのよ。何だろう。過去に傷があるけれどそれなりに乗り越え、でも思いを捨てきれない優しさと、そういうのを飲み込んで今目の前にいる受けを愛しく思い包み込む、そんなシキの愛がしっとりとした哀しみを帯びて伝わってくるの。いいですわー。もしかしたら続きがありそうな感じなので、またお目にかかる日を待ち焦がれております。