レビュー一覧

作者さん買いです。篠崎さんでヒストリカル（英国貴族物）は初めてでは？　絵は相変わらず綺麗だし、お話としてはストレスのないシンデレラ物語で楽しめました。が、時代考証これで良いの？と疑問大です。女性のドレスのスタイルからリージェンシー・ピリオドかなと推察しますが、この時代貴族と平民がこんなに気安く会話をする事は……ほぼ無かったんじゃ？　ましてや、公爵が平民の女性にサクッとプロポーズして結婚に至るなんて…このヒロインは確かに教養は抜群ですが、もし社交界に顔を出すことになったらスキャンダルかイジメから始まるでしょうねー。そして、ヒロインと叔母を紹介する際「レイディ・オーロラとレイディ・クララ」って言ってますが、2人は平民なんだから明らかに間違いです。ミス・クララです｡ 他にもヒーローはマルホランド公爵、つまり貴族としては最上位である公爵なので呼びかけに「卿」は使いません。　原作の問題なのか、翻訳版の問題なのかちょっと看過できない間違いや？？？な設定が多すぎてお話に入りきれなかったので、星一つ減です。

最後が駆け足すぎて、もったいない感じがしました。ページ数があるからしょうがないのでしょうが…2人が気持ちを通わせるシーンがもっと見たかった！！

「黒の公爵」「放蕩貴族の初恋」の関連作。コミカライズの作者さんが全員違います。この作者さんのH／Hはいつも美男美女なので読みごたえがありました。ディスレクシアを上手く隠しながら生きてきたヒーローと、本当は生まれの良いヒロインのお話。

作者買いです。色っぽい雰囲気が常に漂い、それぞれ何かあるなと感じさせながら進む展開にドキドキします。ですが最後は惜しい読後。絶頂を今か今かと待ち侘びたものの、情熱的なシーンを感じず終わりました。惜しい。

雰囲気は最高ですが、貴族の祖父はどうなったのかしら？最後の駆け込みみたいな終わり方がちょっと物足りなかったです。

悪い話ではないのですが、終わりが唐突過ぎてびっくりします。余韻も何もあったもんじゃない(+_+)　途中のいらない話をカットして終わりをもっと盛り上げてほしかったと思いました。

作者さん買いです。前半、ワクワクしながら読んだのですが、後半の展開が急でした。実は良い家柄の生まれだとか、ヒーローの苦悩だとか、結婚式には実の親戚をよぶのとか、本当の肖像画とか…もっと取り上げてほしい展開がありました。登場人物が多いのかな？

え？これで終わり？最後の5ページくらいが光速進行です。上下巻にしてでも、もう少し書き込むべきでは？

身分社会でこんなことあり得るのか？、そもそもヒロインの出生も都合良いし、なんならヒロインそっちのけで周りがドンドン話を進めていく感が否めません。でも、それを差し引いてもヒーローが良い感じですので高評価にしました。スペック高いイケメンなのに博愛主義で、ちょっと欠けたオトコなんて！

ヒロインのおばさんの身分は何なのでしょう。舞踏会に招待券されたらおめかしして行ける身分なのでしょうか。ちょっと不思議？最後が駆け足なので一つ減らします。