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泣けると先の方のレビューにあったのですが、確かに泣いた(ToT)電話と手紙のシーンは分かっていても泣いてしまった。初読みの作家さんですが綺麗で読みやすい絵ですね。星4.2くらいかなとは思いますが、こんなに優しい攻め様を見たのは久しぶりなのでおまけしておきます。運命も捨てたもんじゃないっていうオメガバもあれば、運命に抗うこちらのような作品もあって、運命や本能なんて恋愛を語る上であるようでなさそうなものをテーマとして扱う時、オメガバの設定が活きてきますね。私自身は運命は結果論であって後付けのようなものだと思っていますが、あってもいいと思う。それがロマンというものです(笑)年下のβ×風俗店員のΩでボーイミーツボーイですが、出会いのシーンがいい!!こういうストーリーの場合、どれだけ印象的に出会いのシーンが描かれているかで作品の7割くらいは決まると思っているのですが、こちらは良かった(^o^)受けに惹かれながらも受けの運命の相手(α)を探すのを手伝う攻めですが、奪うのも愛なら自分の好きな相手の幸せを一番に考えるのも愛。2つの愛の狭間で葛藤する攻めはよく描写出来ていましたね。受けが風俗店員とはいえ他の客と致しているシーンなどは全くなく、攻め受け以外の相手とする描写が苦手な方にも読みやすいと思います。2人が地に足が着いた性格なのも好感が持てました。あと私が今作で一番面白いと思ったのが運命のαを探していく過程が、本人を直接登場させないで周りの人物からの伝聞で描写されているところ。これは昔の作品ではヒッチコック監督の映画「レベッカ」や最近では桐島、部活やめるってよなどでも取られている手法です。主要な登場人物のはずなのに伝聞だけで語られることにより、物語にサスペンス感が出るんですよね。運命に抗う、とはいえあまり抗った感がなかったのが残念ポイントかな?主人公たちが自分の手で幸せを掴み取っていったというより、歯車がそのように回っていったというか…。まあ人生なんて無理に立ち向かわなくても、流れに身を任せることが大事な時もあるのでこれはこれでいいのかも知れません。作家さんのあとがきも興味深く拝読しました。冒頭の風俗店でのエロ、ヒート時のエロ、両想いになってからのエロと作家さんが描写を描き分けていますので違いに注目して読んでみて下さい。今作は優しいオメガバースがお好きな方にオススメです(^o^)
オメガバースの中でも名作のひとつになるのでは。blを読み漁っているわたくしですが、久々に心から感動しました。誰の運命にもなり得ないβ。お互いを運命と感じても周りの環境からどうにもできなかったαとΩ。そしてお互いをとても心の支えにしていたことがよく分かるのでなおのこと切ないです。東馬もまほろさんも気持ちが素直で純粋で胸を打たれます。作品を通して作者様の優しい気持ちや繊細な心が伺えました。個人的に気になった点ではありますが…東馬の実家が普通に接してくれる家庭で救われます。ゆうごがもっと東馬に対して悩んでるかと思いましたがそうでもなさそうで。きっと東馬は、東馬と千世ちゃんの淡い恋心についてゆうごに気づかれないようにしてあげてたんだろうなと思いました。そうでなければあんなに自然にしてられないですよね。ゆうごは東馬の気持ちを知らないままで幸せになってくれればと思います。
運命という言葉が非常に重く散り積もっていく作品です。内容としてはβ×Ωですが、運命を乗り越えるんではなく、2人で包み込んで咀嚼して生きていくような作品でとても感動しました。運命の人と番ない寂しさが凄く伝わって、ただ主要キャラ誰も悪くなくて、作中の言葉を借りると本当に遠くなってしまった関係に決着します。続編が見たいようなこの一作の余韻に浸りたいような素晴らしいオメガバースでした。
一言でいうと切ない。オメガバースで運命の番と結ばれない話はいくつか読みましたが、この作品は本当に切なかった。いくら運命と分かっていても出逢わなければ意味がないし、運命よりも恋を選ぶ事もできるんだと伝わって来ました。ただ、ラストからオマケのページまで、どうせなら最高の幸せのカタチを見せて欲しかったです。何か物足りなさを感じてしまいました。東馬がイイ奴すぎたので、それに見合うカタチを欲したからかもしれません。
切なすぎる!泣ける!Ωにとってはαと番うことが最高のハッピーエンドなんだろうなと感じると共に、βとΩで番要素がなくて惹かれ合う関係ってまさにBLだなと思いました。やおいー
個人的には久しぶりのβ×Ωの物語です。数多くのオメガバース作品を読んできましたがこの作品はちょっと大げさですけどオメガバース作品の中では「伝説」になるのでは? 「運命の番」と言うのはオメガバース作品にはよくありますが、でも出逢わなければ意味が無いし、そしてβ×Ωは番になれない関係でもあります。だからこそこの作品の良さが引き立ったのではないでしょうか? この2人はこれからもずっと幸せな関係でいて欲しいです。
切ない、主な登場人物が皆優しい人なのに、人生って紆余曲折あるよねー。運命の番の2人が幼い頃に一瞬会っているのにその後に巡り会えない。αは訳あって探すのを諦めてしまい、Ωは一途に探していたが心優しいβに出会ってしまう。お互いの魂が求める半身のような番よりも近くで優しく寄り添ってくれる愛おしい存在、2人で積み重ねた時間が本能よりも優ったのだと思う。オメガバースでありながら、より現実社会に近いお話し。ハッピーエンドなのに切ないです。
読み終えて、トリハダが止まりませんでした、、、、壮大なドラマを見終えた満足感に満たされました。それぞれ己の持つ性質と運命に翻弄されながらも向き合って大切なものを見つけて、、、。。表紙も素敵で中身を読んだ後の裏表紙はやばかったです、、、幸せにおなり。。
過去に出会った運命の番を探すΩと好きな人を運命の番に取られた?βのお話でした。2人の関係、それぞれの相手のお話もちゃんとあって、ページ数も多くてとっても読み応えがありました!切ない部分もあるし、ちゃんと幸せな部分もあって、ハッピーエンドで良かったです。良い人ばかりで優しいお話でした。
かなりいいです。(言葉足らずでごめんなさい)オメガバースの世界観は好きではなくて、絵とストーリーのしっかりしたものしか読みたくないと常々思っているのですが、この作品はオメガバースだから成立しており、全編を通して優しくて愛で溢れていました。読んでみて!めっちゃ泣けるよ!
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泣けると先の方のレビューにあったのですが、確かに泣いた(ToT)電話と手紙のシーンは分かっていても泣いてしまった。初読みの作家さんですが綺麗で読みやすい絵ですね。星4.2くらいかなとは思いますが、こんなに優しい攻め様を見たのは久しぶりなのでおまけしておきます。運命も捨てたもんじゃないっていうオメガバもあれば、運命に抗うこちらのような作品もあって、運命や本能なんて恋愛を語る上であるようでなさそうなものをテーマとして扱う時、オメガバの設定が活きてきますね。私自身は運命は結果論であって後付けのようなものだと思っていますが、あってもいいと思う。それがロマンというものです(笑)年下のβ×風俗店員のΩでボーイミーツボーイですが、出会いのシーンがいい!!こういうストーリーの場合、どれだけ印象的に出会いのシーンが描かれているかで作品の7割くらいは決まると思っているのですが、こちらは良かった(^o^)受けに惹かれながらも受けの運命の相手(α)を探すのを手伝う攻めですが、奪うのも愛なら自分の好きな相手の幸せを一番に考えるのも愛。2つの愛の狭間で葛藤する攻めはよく描写出来ていましたね。受けが風俗店員とはいえ他の客と致しているシーンなどは全くなく、攻め受け以外の相手とする描写が苦手な方にも読みやすいと思います。2人が地に足が着いた性格なのも好感が持てました。あと私が今作で一番面白いと思ったのが運命のαを探していく過程が、本人を直接登場させないで周りの人物からの伝聞で描写されているところ。これは昔の作品ではヒッチコック監督の映画「レベッカ」や最近では桐島、部活やめるってよなどでも取られている手法です。主要な登場人物のはずなのに伝聞だけで語られることにより、物語にサスペンス感が出るんですよね。運命に抗う、とはいえあまり抗った感がなかったのが残念ポイントかな?主人公たちが自分の手で幸せを掴み取っていったというより、歯車がそのように回っていったというか…。まあ人生なんて無理に立ち向かわなくても、流れに身を任せることが大事な時もあるのでこれはこれでいいのかも知れません。作家さんのあとがきも興味深く拝読しました。冒頭の風俗店でのエロ、ヒート時のエロ、両想いになってからのエロと作家さんが描写を描き分けていますので違いに注目して読んでみて下さい。今作は優しいオメガバースがお好きな方にオススメです(^o^)