レビュー一覧

『式神の名は、鬼』のスピンオフ作品で、前作を読んでないとちょっと難しいかも。前作は無茶苦茶おすすめなので、ぜひそちらを読んでからこっちを読んで欲しいです。鬼の草太が無茶苦茶可愛い! 見かけは大学生なのだけど、その中身は小学生、でも心はもっとピュアピュアです。それゆえの楽しいあれこれは、お約束とはいえ作家さんの筆力でエロ秀逸。前作では嫌な奴だった那都巳が、草太には優しいのがツボ。そして前作でもただただ不気味だった八百比丘尼は相変わらず自分勝手な愛情から行動しますが、この作品ではやはり彼女も比丘尼で、悪意からではないのだなぁと妙に納得してしまいます。もう一度前作を読み返すと、また違った印象を持つかな?前作の方はストーリーに引き込まれてのハラハラドキドキがすごかったけど、こちらのスピンオフでは、「愛」を感じることが多かった。ほのぼのとはちょっと違うけど、登場人物の色んな「愛」を感じてほっこりします。そして草太母の「雪」さんは最初の預け先に前作主人公の櫂を選んで正解だったな～としみじみ思って、また前作も読みたくなる。このたおやかで強い心の雪さんの夫とのエピソードが読んでみたいなぁ。でもBLじゃないんで難しいかな。一応これでシリーズ終わりみたいですが、ちょこちょこ番外編が出たりすると嬉しいです。この前のキャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 ［式神の名は、鬼］番外編はすごく良かったので。

式神の名は、鬼のスピンオフです。身体は大人だけど精神年齢は3歳の半妖の鬼草太と安倍晴明の子孫の陰陽師の那津美のお話でした。本編では飄々として冷たい印象の那津美でしたが、今回は優しかった。好きな者には優しいんですね。途中櫂と羅刹も出てきて、仲良くやっているんだなと嬉しくなりました。性に未熟で初めての快楽に夢中になる所から徐々に那津美の事が好きになり恥じらう様になるまでをじっくりと読ませて頂きました。

安定した良作でした。受けはまだ産まれて数年なのでわからないことも多く、それによる言動が可愛かったです。スピンオフですが、本編の方もかなり面白いので、またカイとラセツにあいたいです。続編でればいいな…

え？！その組み合わせ？とわくわくしながら購入しました。お話は。。まあそうなるよねという感じで、好みではなかったのですが、楽しめました。櫂と羅刹も出てきて嬉しかったです。このシリーズは終了とのことで、もっと櫂と羅刹を読みたかったので残念です。これ、アニメ化して欲しいなあ。何はともあれ、夜光先生、応援してます！作品を楽しみにお待ちしています。

本編ラストで匂わせてあったカプのお話。端で見てたら草太みたいなタイプも可愛いしおもしろいんだろうけど、面倒見るのは大変かもなんて思ってました。やっぱり本編読んでからこっちへ来て欲しいかな。

このシリーズ好きだけどこれはなんか妙にほっこりする。

前作に比べると軽い内容なので、サクッと読めます。

鬼のシリーズの番外編ですが草太が可愛くって良かったです。

本編読んでからの方がいいです。草太のオープンで中身の小学生ぽい所がコミカルで楽しい作品になってます。半妖だけどしっかり人の心ある子が成長していくので良かったです。

シリーズ買いです。本編では然程いい印象のなかった２人がメインで楽しめるかな？と思ったのは余計な心配でした。レビューにもありましたが草太目線だとホントにちょっとだけ那都巳が素敵に思えるのが不思議。とにかく草太が成長していておばちゃん嬉しい。あと那都巳は一度草太の母ちゃんにガツンとやられるのも、いいんじゃないかな。