レビュー一覧

配信されるの待ってました！強迫性障害を題材にした物語を何度か読んできましたが、症状的には軽いな…思いました。

うわー！！すごいよかった！！！何度か泣きそうになりながら読みました。初めての作者さんでしたが、他の作品も評価が良かったので買ってみて大正解でした！！！絵も綺麗でとっても読みやすいです。受けの障害に理解のある攻めがかっこよすぎる！自分の欲もあるのに、相手のことをちゃんと考えてるのが伝わります。受けもこの状況を改善しようと、カウンセリングに行ったり両親に話したりすごく頑張ってて応援しながら読みました。初めてのキスシーンはすごく綺麗で、その後の流れも感動的でうるうるしました。お父さんがかなり厳格なのかと思っていましたが、お母さんがトラウマ有りのためかなりの心配性。でも良い方向にいってよかったです。他の作品も買います！

上下巻、購入しました。お話は笑える部分もあり、病みの部分も重すぎず程良く読めます。ただ、もう少し攻めの辛抱強さとかが、描かれてる良かった気がします。なんでそこまで、受けに惚れたのかよく分かりませんでした。あと、ごめんなさい。作者様だけが悪い訳ではないのですが、「御礼」の(祝儀袋)熨斗はリボンです。結び切りではないです。そこも、キャラの設定でボンボンなら間違ったらダメだと思います。

上巻だけ買いました。面白くないわけではないですが、特に下巻も読みたいと思うほどでもなかったです。たまにキャラの表情が変だなって思うところがあり、そこが気になりました。

好きな相手とつながるまでのドキドキが久しぶりに尊いと思えました。あっさりHに突入しちゃう作品が増えすぎて，BL歴長すぎると麻痺してくるんですよね。誠実な梅谷くんの支えがすごかった。乗り越えた後のほっとした鷲園の涙もなんか，ぐっときた。ただ，なんかキャラが都合よく変わっているのに何度か違和感を覚え，展開が長く感じた。

絵もストーリーもすごく好みでした。ふたりとも人間らしくてかわいいです。鷲園があざとかわいい時もあれば男らしくかっこいい時もあって、最初クールな印象だっただけにギャップにやられますね。好きな人のために変わろうと努力できる人って素敵ですよね、、。そういう相手に出会えてよかったね鷲園くん、、。

潔癖症等について踏み込んで描かれているようには思えず、さらっと設定だけを盛り込んだ印象です。受けが母親との関係に悩んでいたわりには、トントン拍子に話が上手くいくために違和感があります。また、受けの家に男尊女卑が見受けられるのに、父親がそのような素養もなさそうな人で、息子が同性愛者ということも違和感なく受け入れており、受けが実家を嫌悪するような描写は不要だったのでは？と思います。正直、受けの悩みを深刻に描いているわりには一巻でまとまると思うぐらいに話が上手くいきすぎているので、上下巻に分ける必要性を感じません。評価を下げて申し訳ありませんが、借りたことを後悔しています。

この作家さんは話の構成がいい、ネームがいい！読ませる力量が素晴らしいです。絵は少し雑な所やデッサン狂いがありますが、そんなことはどうでも良くなる位素敵な作品でした。

強迫性障害の割には暗くなりすぎないから読みやすかったけど、受けの神経質なところと大雑把なところがあまり噛み合わなくてキャラブレというか、うまく掴めないキャラだなと感じた。漫画だからリアルなところとファンタジーなところが混じっていてもまぁいいかなと思うけど、こういうテーマだとやはり少し不自然に感じてしまう。障害を感じている時の受けの気持ちの表現がリアルであればリアルであるほど、大雑把に割り切れる受けに微妙に納得がいかなかった。（そもそも攻めと出会って簡単に改善するほど割り切れる人間だったなら強迫性障害になっても発症したのが中学生の頃なら大学生の頃には自力（＋カウンセリング＋お薬）で、自分が許せる範囲のマイルールを作りながら手袋がなくても生活できるようになっているのではないか。わかっているのにどうしても割り切れないからまだ病気だったのではないか。そんなに長引いている症状ならもっと頑なな感じじゃないか。想像力豊かで、手袋をしていても汗や皮脂、体から排出されているものがついてしまうことが気になるとか（精液が体液という認識があるのだし）。手袋をしているからといって安心しすぎなのはちょっと違和感。手袋は少なくともこれをしているから少しは大丈夫的なものなのでは。とかとか...そんなことを考えてしまった。）あと精神障害を持っている人は自分のペースでできないことにしんどさを感じることは多いと思うから、攻めが急にさかりだして性的な関係に切り替わるところは、正直受けが甘んじて受け入れているのがとても不自然に感じる。もちろん一概に同じような人ばかりではないだろうけど、なりやすい傾向はあると思うから不自然さを感じる部分はあった。 それと熨斗袋の水引が結び切りな件ついて言及している方もいるけど、確かに一般的なお祝いは花結びで結び切りは結婚祝いの御礼とかに使われるのが普通だけど、意味合い的には「二度目が起きてほしくないこと」に使うから（退院（快気祝い）とかにも使うし）受けの心情（迷惑をかけ失礼な態度をとってしまったと感じている。攻めは迷惑をかけられた）的にはそこまでおかしく感じなかった。こういうのは地域差もあると思うし。

病気のわりに…と書かれている方もいますが、深刻すぎないのが却って良いと思いました。むしろこの明るさが鷲園を救ったと思います。鷲園は本来の性格よりも暗くならざるを得なくて、でも梅谷によって明るさが引き出されたんだなと。梅谷といる時に可愛くなれる鷲園がいいんですよ。すごい可愛い。テーマの割に笑える所も、シリアスシーンとのメリハリも私は好きでした。