レビュー一覧

『ロンリープレイグラウンド』スピンオフにあたるかな。ぜひあちらからどうぞ。名バイプレイヤー雨津木、最高〜！なんでこんなにチョロいの。「手錠で繋がれててもエラそう」ってまさに言い得て妙じゃないですか。今作でもいろいろとやらかしてますが、いつ何時でもチョロくてアホ可愛い。しかも負けを認めるのも潔いから憎めない。雨津木の過去とか針間のプライベートとか意外なところもありましたけど、ああいう傷持ってる雨津木はなおさら受けとしか思えない。シリーズ前作、雪文が「愛されるべき」と言われてたのがふとよぎる。雨津木もまさにそれ。こういうアホ可愛くてしょーもないおじさんは年下攻めにデロンデロンに甘やかされればいいんです。ひとつ引っかかるとすれば針間が恋に落ちた回想シーン。すごく気になるほどではないけど説得力はちょっと弱いかも。

大好きすぎる...!!拗らせて諦めてひねくれた社長が無愛想実は一途な年下清掃員に絆される....はぁ、たまらん。たまらんです。どうか続編を書いていただきたい。開き直ったプライド高い元タチおじさんがどんなに可愛くなるのか想像が滾ります\( ´ω` )/ちょっと被虐志向を隠していたこともあり、今後2人がどんな関係を築くのか、とても見てみたい！

先に結論から言うと超最高です。リバが好みという訳では無いけどツンツンした人が受けになっている様子は好きだ…という方はめちゃくちゃハマると思います。(以下詳細)某コミックサイトにて無料試し読みをして、「なんだこの最高のシチュエーションは…！」となって作者様のTwitterを見、この作品の発売を知りました。私は親の目があったこともあり(現在も実家住まい)、人生でBL漫画を買ったことがなかったのですが、iTunesカードで支払えるRenta!にて初めて購入して、取り憑かれたように一気に読みました。試し読みした時と全く同じで、「なんだなんだ…この最高のシチュエーションは…！！」状態が終始続きます。もうなんか こういうタイプのBLが好きな人はぜっったいハマります！270ページ以上ある豊富な読み応えですが、それでももっと見ていたいぃ…となる素晴らしさでした。とにかく元タチの受け(ウツギ)が本当に可愛いです。攻めが可愛い…と感じてる時に一緒に可愛い…って感じられます。途中「はわわ…」ってなるシーンもいくつかあるので、感情がジェットコースターになります。超楽しいです。私は雪文くんのエピソードを知らずに読み、ダヨオ様の作品はこの本が初めてでしたが、十分に楽しめました！理解できない点も無いように工夫されているのだと思います。とにかく試し読みで「こ…これは…！」となった方には超絶オススメですので、よろしければぜひ…ぜひご一読ください！！！

ロンリープレイグラウンドからの。悪いおじさんが恋に落ちる。本当は誰かに愛されたかったのに不器用で上手くいかなかった男がようやく愛を手に入れます。悪態つきながら。お幸せに。

イヤーもうボーイズラブとは言わないねぇー。作者の方は日頃から「ゲイビデオ」見て研究されてるんじゃない？下手な昨今のゲイビより良く出来てますよ。二人の「絆」もしっかり描かれてますし。とっても面白かったです。でも映像化は無理でしょうね。「残念」。

大人の高尚な恋の駆け引きが楽しめるかと思いきや、なんだか幼稚でした。社会的地位が高くて性悪な受けの「可愛らしさ」を見せるために、受けが阿呆っぽく描かれてしまっていて、ハードルが下がった感じ。あと攻めの出自が明かされた直後に結ばれていましたが、その時点では彼はただの家出青年にすぎないんですよね…？　それで「プライドを捨てて俺のとこに来い」とか言われても笑

スピンオフで読めると思ってなかったので最高。雨津木嫌なやつだと思っていたけど、本作では可愛らしかった。

好きな作者さん。ロンリープレイグラウンドに出てきた雨津木社長のお話。読んでいなくてもあらすじがあって話はわかるようになっています。嫌なやつだった社長がエロ可愛くなっていて良かったです。年下攻めでエロくて言うことなし！

「ロンリープレイ〜」宇津木さんのスピンオフでしたけど、こちらの作品の方が好きでした。前作の宇津木さんはクソすぎて針間にお仕置きされてましたけど、続きが読めて楽しかった。性悪クソガキおじさんは健在過ぎて、年取ると素直になれなくなるんだな〜。グイグイ躾する針間は謎人間すぎて楽しかったのに、正体がわかるとちょっとガッカリ。いや、あるある展開なんだけど針間には求めていなかった。でも、結局、宇津木さんにはトドメの一発になるのでなくてはならない設定だったのかも。

悪人ではないけど、メッッチャ当たりです。おじさま受けと年下攻め。このおじさまのツンデレ乙女具合が本当に可愛いし、しっかりエロいです。ダヨオ先生の作品の中では珍しくエロ多めでしたし、ストーリーも安定の面白さです。ただ単に年上が絆されて(もちろんそれだけでも面白い)オチなし予想通りの王道展開と思いきや、しっかり落とすっていうのが、この先生の上手いところだなと思います。