レビュー一覧

とても良かった。嫌なやつ枠で出てきたキャラクターも最後には好きになる。みんなが愛おしい。さわやかな読後感がありがたい。

自分のこと、相手のことの見え方が変わるような展開でした。絵も可愛い。

登場人物がみんな可愛いくて、憎めないキャラクターです。よくある女子高生の話と思いきや、宇宙人が当たり前のようにクラスメイトにいるし、なのに全然違和感もないし。何回も読み返したくなりました。

思春期のあるあるを解像度高く描いている作品。どのキャラクターも「クラスにこんな子いたな」「あのときは仲良くなれなかったけど、きっと分かりあえるタイミングはあったんだろうな」と思わせてくれる。作者の人間に対する愛が詰まった一冊。

とにかく最高でした。1話ごとにスカッとします。私も主人公と一緒で私が喋り出すとみんなシーンとしちゃう人です。それでも、生きていけるんだなと、心が軽くなりました。

どのクラスメイトも痛いくらいに気持ちが突き刺さりました。こんな友達やこんな考え方していたら…と思いました。

こんな攻撃的な言動をしていたら浮くのも当然と思われる。なんでそんなことするのかわからない。

青春群像劇として完成されてます。なにやら宇宙人も個性のひとつとして出てきますが何も気にならないのは、作家さんの腕だなと感心しました。ただ、自分のこの年頃の経験、価値観としてもキラキラした青春に全く興味がなかったし、今もないので星3つです。

特別にも普通にもなれない、まりもちゃん。クラスにいるぽつりと浮いてるような女の子が主人公です。ちゃんと嫌なとこもあって、孤独を寂しがってるところが人間らしいなあと思いました。なじめてないな、しんどいなって思う事って多分誰でもあって、その感情にじわじわ染み込んできます。一人ひとり掘り下げていく群像劇なのですが、それぞれ刺さるところがありました。お話の締め方や作者のあとがきがとても素敵で、読んで良かったなと思える作品です。

かわいい！一生懸命に何かやるって笑われたりするけどずっとやっていけば周りも自分も変わってくよね自分の気持ちに正直に生きるって学生時代、狭い教室の中じゃハードル高いことだと思うけど素直になった方が絶対に豊かだし苦しくないよ