レビュー一覧

4〜5。作者様の幽霊ものなんて感激。想いの強さでくっきり明瞭になるっていう時点で好き。わかる。はぁ〜そうきたか。私は読んだことない展開。描かれているのは全てを擲つほどの深い愛ですが、普通のラブストーリーではないしラストも独特なのでもしかすると読み手を選ぶのかな。でも胸打たれちゃうんだからさすがだと思う。純愛には勝てん…。悪いものを浄化してくれるような光の存在…BLだと「お守りくん」や「神シリーズ（役場にいる）」みたいな。縋りたくなるきっと。晋太郎ってそういう人物です。でもこちらは二人の関係性の象徴として描かれているから切ないよなぁ。ホントは誰のせいでもなくても自分を責めたくなるっていうのはありますもんね。作者様の作品は飄々としながらもいつも二人の結びつきが強いところに満たされている気がする。

待望の新刊、使い古された設定をよくまあこんな面白い話にアレンジできますね。中盤までは、晋太郎以外全員が胡散臭くて、なにやら不穏な空気が流れていましたが、翼の過去編あたりから、翼の晋太郎への熱い気持ちがぐっと胸に迫ってきて(ちょっぴり涙がぽろり)一気に読ませられました。ラストもありきたりなハッピーエンドではなく、でもバッドエンドでもなく…私はいいラストだと思いました。ただBLとしてはキュンが少なかったのでそこだけは残念。あと漫画の見せ方がうまくなったかな…映画のような物語の始まりとか。前からうまいなあと思っていたけど、磨きがかかった感じ。次の作品も楽しみにしています。

作者さんの作品は大好きで割と読む方なんですが、今回ははまりませんでした。死んだ彼氏が幽霊にってパターンはよくあるけど、ラストがどうなんだろう…好みじゃなかったです。

テーマ的に悲壮感が漂いそうなのに、コミカルで笑える所が多かったです。自分のせいで恋人が死んだと思いながら生きていくのは辛かったでしょうね。

ちょっとわからない。最後には生きている?それとも幽霊のまま、一緒にいるの?

死ネタは好まないのでかなり迷ったけど作者様を信じて購入。むっちゃハッピーな話ではないけど落ち込むほどのダークさでもなかった。このギリギリ感さすがです。

初めてレビュー投稿します。作者先生のファンです。今回、のっけからして、エッこれもしかしてバットエンド…？（それはそれで切なくていいかもだけど、でも…）とハラハラ読み進めました。とりあえずハピエン？で良かった。星５つとしたいとこですが、もう少しページ数が多く周囲の設定とか細やかに描いていただけたらなーと思い、４つにしました。でも気持ちは５つです！翼くん、良かった…！

作家さん買いです。今までの作品で「うそつきあくま」が一番好きですが、この作品もなかなか面白かったです。ちょっと病みと闇を感じるけど何故か明るいし笑えるし、ただのハピエンとは言えないのに不思議。さすがの須磨子さんって作品です。でも、星は４から５の間。贔屓な作家さんだから四捨五入しました。面白いんだけど、ご都合的なストーリーがスッキリしない感じのラストになってて…。まあ面白いんですけど…。好みかなぁ。

作者さんらしい作品です。一読しただけでは、謎めいたところもあるので、繰り返し読んで、理解を深めたいです。

怪談好きなら楽しく読める。少し不思議系。死後の世界観やら死者へのアレコレって個人差があるので、それを見るだけでも結構楽しいのですが、雁先生珍しくハッピーエンドでそこも楽しかったです。時限付きだけど、ハピエンだよね？？？悟くんは良い人だったのに一番割を食ってしまって気の毒だし、お父さんと田中くんがどういう関係なのか気になるし、お父さんと田中くんがそういう関係なら悟くんは養子なのか、それとも過去に嫁さんがいたのか。気になるところも楽しかったですね。お父さんと田中くんの話読みたいなあ！