レビュー一覧

絵がとても巧みで、芸術レベルでうまい。表面的なきれいさだけでなく、デッサンレベルで精緻。骨格と筋肉もそれぞれのキャラクターごとに設定があるのだと思う、細身、ふくよか、がっしり、マッチョ、それぞれの個性ごとの体の美しさが本当に見事で眼福。服のセンスも素敵で、仮にアニメ絵になっても通用するシンプルさながら個性があってスタイリッシュで、こだわりを感じるのが好き。女の子が、デニム生地のワンピースを着たときにやや膨れて見えるところまでリアル。実際に胸が大きめだとロングワンピはずんぐりして見えるんだけど、そこまで質感に忠実に描いてしまうのが、個人的に感動してる。顔の表情もすごい。決して大げさではなくちょっとした、人間関係の中での少しの苦痛を耐える顔、わき出る小さな喜びを、コマの見せ方、角度、眉毛の微妙な線で表現していてすごいと思った。少年漫画誌だしデッサンや迫力が見事なかっこいいバトルもあるのだけど、同じ作品の中で日常や恋愛模様で心の機微の表現もしている。誤解を恐れず言えば、少女漫画風味もある、笑えて泣ける少年漫画だと思う。恋愛部分や、BLのような関係性表現をしれっと戦略的に紛れ込ませていて、商業的に売れるもののバランスをかなり研究されている方なのかもしれない。強すぎる。かといってストーリーが型どおりかといえば全然違って、SKET DANCEの課題解決ものを踏襲しながら数段パワーアップした面白さ。魔法や科学という小道具を巧みに作って、読者が予測できない方向性に持っていかれるだけでなく、キャラの個性が加わって、この作品でしかできないカラーになっていると思う。(尊敬する漫画家にドラえもん作者がいるのは納得)　バトルにもユニークさをひとさじ入れながら、戦いばかりにならず飽きさせない展開にしているけれど、ちゃんとキャラクターの思いを入れて感動するストーリーに仕上げている。読んでいて本当に色んな楽しみ方ができる作品で、ほのぼの、笑い、泣き、バトル、ラブを入れ込んで毎回高いクオリティで提供せるのは、まるで読むエンターテイメントだし、頭の中どうなっているんですか？体力大丈夫ですか？と言いたくなる。こんな全方位強い、安心して楽しめる作品を生み出してくださって、ありがとうございます。水面下では絶対アニメ化プロジェクトが始動していて、すごく大事にされながら進行されてると思ってる。

とにかく密度が濃い！同居&学校生活をベースに、「ギャグ・恋愛・友情・青春・バトル・ちょっといい話」が少しずつ盛り込まれてる漫画です。１話で区切りの良い話が多いのですが、全体を通しての大きなストーリーの流れがあるので、気になった方は素直に１巻から買うのがおすすめです。個人的には、ヒーローに恋するヒロイン(ほぼ両片想い)に入る横槍がなく、同居メンバーや友人が温かく見守り応援してる姿が珍しい描写で好きです。ギャグも勢いで乗り切るものではなく、考え抜かれた末だと伺えるものばかりでレベルが高いです。毎週掲載してるクオリティとは思えません。絵も話も丁寧で、大人買いして後悔なしの作品でした！

控えめにいっても面白すぎます。作者の篠原先生が銀魂。で有名な空知先生の元アシスタントであることを既知の方は多いかと思いますが、絵のクオリティの高さ、話のテンポ感の良さ、ギャグなのに下品ではない純な面白さ、キャラデザイン・カラーのセンス……光るところが多すぎて、なんて多才な方なのかと読むたび感動します。ギャグもシリアスもつまらない回がなく、キャラの個性や性格も丁寧に作り込まれているので愛着がどんどん湧いていくのも良さだと思います。最近で一番大好きな漫画です。

篠原先生の新連載楽しみにしてました。スケットダンスのような日常コメディにファンタジーを加えたますますなんでもありになった世界観がさすがです、

基本はギャグで唐突シリアス。不意打ちに等しい笑　まぁいつものことだけど。伏線も張り巡らせてあるけど、この先生は回収が上手いから安心して読める。あえて苦情を言うなら女性陣の水着イラストカラーで見たかった笑

作者買いで毎回新刊楽しみにしています！篠原先生お得意のドタバタギャグの中心ですがほろっと泣ける成長シーンがあってとても楽しい。永遠に続いて欲しい。

名前が守人、監視、警護、見張る、になってるのすごい！シリアス展開の後にいきなりギャグぶっ込んで来るから鬱になりようがない

スケダンより面白い。ファンタジー×ギャグで「こんなのあったらいいな」をそのまま体現してくれた。全巻買うと思う。

絵もストーリーも良い。ギャグでありつつも、全体としてのSTORYもあるから読み応えもある。篠原先生は人の内情を書くのが上手いからこれからの展開が楽しみ

Twitterで話題になっていたので試しに読んでみたら、腹筋崩壊するほど面白かったです。絵もとても綺麗で読みやすく、情報量多すぎるのに全然重くない。