レビュー一覧

受と攻が性別という壁を超えてまで、恋愛に発展した経緯が不自然というか、こじつけ。学生時代に攻は受と同じイジメを受けた…というのが話の軸になっており、そのこともあって、攻に影があるキャラ設定となっている。攻は芸能人になるほどの容姿の持ち主。頭も良く、人当たりが良い。そんな人がいたら、クラスの人気者にはなれど、イジメの対象にはならない。現実で考えても、突出して顔が良いだけで特別視される。そのキャラ設定に無理があるというか、やはり不自然感が拭えない。終始、過去のイジメの話でストーリーは展開しており、過去のことをいつまでもウジウジこだわる内容に辟易する。話を無理矢理BLにもっていった感もあり、全く面白さを見出せなかった。

ＢＬ要素は薄目だけど、お互い支え合って過去の辛い経験を乗り越えて生きて行く感じのお話です。

中学時代からお互いが両片想い同士が時間の流れの中再会してからの、、、話しの流れの中にしばしば過去の辛い出来事が出てきますが、そのしんどく嫌なおもいがお２人を結びつけこれからの生きていく糧しようと、隣に寄りかかれる誰かがいるって強くなれるんだね！暗い過去を経験したお２人だからこそ乗り越えていける？お２人ならもう～前だけを見据えて。だからこそ、これからも応援したくなるお２人ですよね。。。

お互いの存在があるから、過去の辛い経験を乗り越えてまた一歩先に踏み出せるというメッセージがすごく印象に残りました。BLとしての要素は少し物足りないものの、とても好きなお話でした。